怖い夢ばかり見る原因・理由は?悪夢をよく見るときの対処法 (1/2)

執筆者: 辻 真由
怖い夢を立て続けに見てしまう

幽霊に脅かされる、誰かに追いかけられる…。

 

怖い夢を見て飛び起きるのは、非常に寝覚めが悪いことですよね。

しかもそれが夜中で、時計を見ると4:44を指しているなんて現象が、毎晩続く…。

 

これは幽霊や心霊現象とは関係がありません。

関係するのはあなたのメンタル状態です。

 

ここでは怖い夢を見続けてしまう原因と、実際に見てしまった時の対処法をご紹介します。

 

 

怖い夢を続けて見る原因は?
ストレス過多である

多くがストレスを理由としています。

 

昼間に受けたストレスを、寝ている間に脳が整理をしている状態、いわば眠っている間に心のメンテナンスをしてくれているのです。

悪夢を多く見るということは、夢の中でリハーサルを行い、現実でのストレスを和らげようとしているのです。

 

ストレスにより睡眠の質が低下している 

こちらも原因はストレスですが、日常でのストレスのせいで呼吸が浅くなり、レム睡眠(眠りが浅い状態)に影響を及ぼしていることが考えられます。

 

深くリラックスして眠っている「ノンレム睡眠」に切り替わらず、眠りが浅く夢を見やすい「レム睡眠」ばかり続いてしまい、結果として寝起きも悪く気分も最悪の状態です。

 

身体的に問題がある

例えば暑過ぎる部屋、重い布団、寝苦しいパジャマなど、眠りを妨げる要素は夢にも反映されます。

 

トイレを我慢していたり、喉がカラカラであったり、寝汗が酷い場合など。

 

PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えている

震災や事故、過去のトラウマなどでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えていると、それが夢にも現れます。

この場合はストレス解消で解決しようとするより、カウンセリングや精神科などを受診するようにしましょう。

 

悪夢を見ないための対処法
日常生活のストレスを減らす

なかなか難しいかもしれませんので、出来る範囲内で何とかストレスの原因を遠ざける努力が必要です。

 

ストレスの多い環境に身を置く時間を強制的に減らすには、という方向から考えてみましょう。

改善するにはたくさんの気力が必要ですし、気分転換などは通用しない程度にストレスが溜まっているから、悪夢を見るのです。

 

意識し過ぎない

眠る前に「また悪夢を見たらどうしよう」「今夜もどうせ悪い夢を見る」などと考えてしまうと、それが現実となってしまいます。

 

いい夢を見れるようリラックスイメージを脳内に流しつつ、眠るようにしましょう。

 

スリーピンググッズも意外と効果的

悪夢だけを捕まえるドリームキャッチャーや、浄化効果のあるパワーストーン、お守り、ぬいぐるみなど。

 

これらを置いておくと、無意識下のどこかで「効果があるかも」と期待をしてしまいますね。

その期待は僅かながら脳へポジティブに働き、「悪夢を見るかも」という思い込みを「もしかすると悪夢を見ないかも」へ変換してくれます。

 

まさに信じる者は救われる、ですね。

 

 

悪夢を見てしまった時はどうする?

実際に悪夢を見てしまったとき、または飛び起きてしまったときの対処法です。

 

悪夢を反芻しない

見てしまった怖い夢を、また2度寝をする時や、もしくは翌朝などに思い出していませんか?

 

特に再び眠りに就く際などは、悪夢を見て鼓動は高なり、神経も敏感になっています。

このような時に今しがた見た悪夢を思い返すのはよくありません。

 

 
 

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