かわいい「押し花カード」の作り方!結婚式の手作り招待状や、お礼の手紙に
結婚式の手作り招待状や、お礼、記念日のグリーティングカードにもぴったりな「押し花カード」作り方!押し花を綺麗に作るコツや、送り方も解説。
フランスで暮らす友人から届いた小包に、ミモザのドライフラワーが入っていました。
封を切った瞬間、ミモザの香り。
それから目に鮮やかな黄色いポンポン。
一気に心もお部屋も春の気分になり、あくせくしていた自分を反省するほど、素敵なサプライズに癒されました。
ある夏の日、フランスで暮らす別の友人からも封書にラベンダーのドライフラワーが入っており、感激したことがあります。
料理の修業をしている年下の男性なのですが、なんて粋なことができるのだろうと、そのセンスに脱帽。
忘れられない手紙になりました。
手紙に添える花は、とても素敵です。
メールやLINEなどでいつでも連絡が取れる便利な時代ですが、あえてお手紙を書くというのも、心が伝わるもの。
もしお部屋やベランダで植物を育てていたら、花や葉っぱ一枚チョキンと切って押し花にして「最近〇〇を育てています」「〇〇の花が咲いたよ」など、近況と合わせて伝えてみましょう。
お花の優しさと手作りの温もりが伝わる一点物のカードは、結婚式の招待状やグリーティングカードなど、少し特別な時におすすめです。
しかしドライフラワーだと、種類によっては届く頃に砕けてしまう可能性もあり、なかなか難しいですね。
そこで出番なのが「押し花のカード」。
今回は簡単な押し花のカードの作り方をご紹介します。
押し花は、お花を紙に挟んで重しを乗せ、ペラペラの紙のような状態になれば完成です。
1週間から10日で出来上がります。
押し花のコツは以下の通り。
☑ なるべく新鮮な草花を使うこと
☑ 最初はなるべく薄っぺらい草花を選ぶこと
☑ 押し花を挟む紙はなるべく毎日変えること
チューリップやアネモネなど、茎が太く、花の厚みがあるものは難易度が高いでしょう。
逆に葉っぱや薄い花などは早くできるので、最初のうちは作りやすいお花の種類で挑戦するのもおすすめです。
押したい草花、スケッチブック、吸水性の高い紙(天ぷら敷き紙、キッチンペーパー等)、ピンセット、重しになる本などを用意。
電子レンジで作る場合は専用の道具を使います。
スケッチブックに紙を敷き、草花を並べます。
ピンセットで形を整え、紙を被せます。
ページを変えて繰り返し。
全部終わったら、本など重たいもの上に乗せましょう。
押し花を挟んだ紙やスケッチブックは、花から出た水分でしっとりしています。
放置するとカビてしまったり、乾燥まで時間がかかったりします。
早くきれいな押し花を作る為に、押し花を取り出し、新しい乾燥している紙に挟み直します。
この作業はなるべく毎日繰り返した方がおすすめです。
折れてしまった葉や花びらがあれば、ピンセットで整えます。
草花の種類にもよりますが、だいたい1週間から10日程で完成するでしょう。
花に触ってみて、すっかり乾燥していたら大丈夫です。
今回は、フランスの古い手紙に押し花を添えるイメージで作りました。
アンティークのポストカードをスキャンしてデータを作り、それをポストカード用紙にプリントアウト。
そこに押し花を貼って作ります。
使ったデータはこの2種類。
一つはアンティークのポストカードから手紙の文字を消したもの。
そしてもう一つは「幸せのお守り」などの意味を表す「Porte Bonheur」という言葉を添えました。
遠くで暮らすお母さんへのプレゼントに一言添えたり、お友達へ励ましのお手紙にもおすすめです。
波形の線は切り取り線としてもお使いいただけます。
まずは花を置いてみてバランスを見ます。
代表的な貼り方としては、デコパージュ用の糊をつかい、筆で丁寧に塗っていきます。
この時乾燥してる押し花に糊を塗りすぎないのもポイント。
本格的なデコパージュを作るのではなく、ちょっと手紙に添えたいだけ…という場合は、簡単にスプレー糊を使っても良いと思います。
花や葉が重なって糊が浮いている箇所は、爪楊枝などで糊をつけていきます。
30分程して糊が乾いたら、デコパージュ用のニスでコーティング。
さらに30分程乾かして二度塗りしたら完成です。
角丸パンチでカードの四隅を丸くしてもかわいいです。
花の質感そのものが好きという方は、強度は弱くなりますがニスを塗らなくても良いと思います。
今回の花カードは、このままポストに投函するのではなく封書に入れる前提なのですが、もしこのままカードのようにして送りたいという場合は、透明の袋に入れることをお勧めします。
ニスを塗っても花は繊細なので、砕けてしまう可能性があります。
生花とはまた違った美しさがある押し花。
ぜひカードにしてお手紙に添えてみて下さいね!
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