マスカラにつけまつ毛、まつ毛エクステやまつ毛パーマなど、まつ毛を美しく見せることは、もはや女子のたしなみ。

でも、それによってまつ毛に負担がかかり、自まつ毛が抜ける、短くなってしまう、というトラブルにつながることも。 自まつ毛を育てるケアで、美しいフサフサまつ毛を手に入れましょう。

■01. ビューラーを正しく使う
毎日のメイクに欠かせないビューラー。強く挟みすぎてまつ毛が抜けてしまった…という痛い経験をしたことがある人も多いのでは?

ビューラーを使うとき、一度にまつ毛を全部持ち上げようとすると、抜け毛や痛みのもとになります。根元から毛先に向けて、数回に分けて丁寧に挟むようにしましょう。

自分のまぶたに合ったビューラーを選ぶことも大切です。一般的に、日本人のまぶたに合うのはカーブのゆるいタイプだといわれていますが、目元の彫りが深い人は、きつめのカーブの方がよいでしょう。

また、ビューラーのゴムが古いと痛みや切れ毛の原因になります。汚れやひび割れがないかチェックし、こまめに交換するようにしましょう。

■02. つけまつ毛のオフに注意
目ヂカラアップのアイテムとして定番化してきたつけまつ毛。自まつ毛のために気をつけなければいけないのはオフの仕方です。

つけまつ毛を取るときは、絶対に無理に引っ張らないこと! 自まつ毛が抜けるのに加え、まぶたの皮膚にダメージを与え、さらにはつけまつ毛を痛めるもとにも。

クレンジングの前には、まぶたに水を含ませたコットンをしばらく置き、接着部分を湿らせて。できるだけ、つけまつ毛専用のクレンジングを使うようにしましょう。 オフしたあとは、まつ毛用美容液などで自まつ毛のケアを忘れずに。

■03. マスカラはこすらずに落とす
まぶたの皮膚は、体の中でもとくに薄く敏感な部分。アイメイクを落とすときには、決してゴシゴシこすらないようにしてください。

とくにウォータープルーフタイプのものは専用のリムーバーを使いましょう。クレンジング剤をよくなじませてから、優しく落とすようにします。

マスカラの前に下地を塗っておくのもおすすめ。美容成分が配合されたものや、マスカラのクレンジングがしやすくなるものもあり、マスカラをキレイに仕上げるだけでなく、自まつ毛育成にも役立ってくれますよ。

■04. まつ毛を育てるまぶたマッサージ
美しいまつ毛を育てるためには、まぶたの血行がよくすることが効果的だといわれています。マッサージで、日ごろから目の周りの血行をよくしておきましょう。

両手の中指か薬指で、下まぶたの目尻から目頭、上まぶたの目尻へと、目の周りを一周するようにして優しくマッサージします。肌に刺激にならないようクリームなどを使い、くれぐれも力をいれすぎないこと。

また、蒸しタオルで目元を温めるのもおすすめ。健康なまつ毛の育成を促すとともに、クマやまぶたのたるみ解消にも効果的です。

■05. まつ毛美容液を効果的に使う
お肌と同じように、まつ毛も美容液でしっかりケアしてあげましょう。 ポイントは、まつ毛が清潔な状態で使うこと。朝晩の洗顔のあとに使うのがおすすめです。

メイクが残ったまま美容液をつけると、効果が半減するばかりか、チップが汚れてバイ菌が繁殖するもとにも。

また、まつ毛美容液はスキンケアやヘアケアと同様に、毎日継続して行うことでハリやコシが生まれます。 ムラのないよう丁寧に、毛先よりも根元に集中して塗るようにしましょう。
(加藤 朋実)

この記事を書いたコラムニスト

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