こんにちは、アロマセラピストの香嶋久枝です。
アロマテラピーは究極の健康法・美容法であり、究極のアンチエイジング(老化防止)であるという事をご存知でしょうか?
今回は、「アロマでエイジング」についてお話したいと思います。
天然の植物の「香り成分」の中には、デトックス・殺菌・消臭・鎮痛・美肌・リラックス・リフレッシュ等、様々な作用を持つ成分が含まれる事が知られていますが、忘れてはならないのが「優れた抗酸化力」です。
大人女子が永遠のテーマに抱き続ける「エイジングケア」への期待が、精油やハーブにはあるのです。
その中でも、特にエイジングケアにお勧めの精油を3つご紹介します。
まずは、何といっても「ローズ」は外せません。
世界三大美女でもあった、クレオパトラも、そして、ローマ皇帝ネロもこよなく愛したと言われるローズ。
昔も今も、その姿と香りに、多くの人が魅了されています。
ローズは、その優美な香りが気持ちを落ち着かせ、心身をリラックスさせてくれると言われています。
その香りは、女性の感性を刺激し、気分を高揚させ、幸福感をもたらします。
また、女性ホルモンのバランスを整えてくれたり、弾力のある美しい肌を保つ力を持ち、しわを減らすなど、エイジングケアにも効果的です。
月経前のイライラや、更年期障害の症状も緩和してくれます。
ガーデニング、パンやお料理、そして以前コラムに書いたクリスマスリースとしても、多様に楽しめるローズマリー。
実はこのローズマリーも、抗酸化力が高いハーブです。
その昔、ハンガリーの王女が、若返りの薬として使用したという伝説で有名な「ハンガリー王妃の水(ハンガリアン・ウォーター)」には、ローズマリーの有効成分や強い芳香成分が含まれています。
この、ローズマリーが主成分のハンガリアンウォーターを使用した70代の王女は、見る見る若返り、噂の届いた隣国の、なんと20歳以上年下の王子から求婚されたとのことです。
樹脂から取れる、このフランキンセンスの精油は、肌を引き締め、ハリを与えてくれると言われています。
シワやたるみを気にするエイジングケアにはピッタリです。
『魔女達の22時』というTVでも、以前取り上げられ、一時は売り切れ続出した精油です。
続いて、エイジングケアに役立つアロマの使い方もご紹介しましょう。
それは、「オイルでマッサージをする方法」です。
アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイル(精油)は、生やドライのハーブよりも高濃度の抽出液を使用する事になる為、「精油を使用する=抗酸化物質の濃縮液を使用する」ことになります。
アロマテラピーの醍醐味の1つである「アロマトリートメント(マッサージ)」とは、精油をブレンドした植物油を、体や顔に広くたっぷりと塗り、マッサージすることです。
言い換えれば、「抗酸化物質のかたまりを全身に塗りたくる」ということになります。
精油は、原液を直接肌に塗るのには適しません。
必ず、植物油で1%~3%程度に希釈してご使用ください。
よりしっとり保湿を求めるなら「マカダミアナッツオイル」を、さっぱりした方がお好きなら、「ホホバオイル」をお勧めします。
天然の植物の柔らかな香りに心癒されるだけではなく、植物が持つ、様々な力を巧みに使い、心と体をより元気に保ち、そして『美』も手に入れる。
アロマを使いこなせば、決して美魔女も夢ではありません。
アロマとお花(植物)で、あなたも私も、もっと幸せ(felice)になれますように。
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