チョコレートのポリフェノールは赤ワインより多いのです。アンチエイジング効果が期待できるカカオチョコレートの食べ方と注意点を解説。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
チョコレートは、抗酸化に優れたポリフェノールが豊富に摂れ、アンチエイジングには大変有効な食べ物です。
今回は、アンチエイジングに期待できるチョコレートの効果と、有効な取り入れ方をご紹介いたします。
私たちが普段吸っている空気。
酸素として使われなかった分は酸化して、体の錆びつき現象が起こります。
目に見えるものとしては、シワやシミ、白髪等の原因になります。
動脈硬化やがんといった生活習慣病の要因にもなる、これら「活性酸素」。
抗酸化作用の高い食べ物やサプリメント等の摂取が、錆びつきを予防に有効です。
チョコレートはポリフェノールを豊富に含んでいるため、活性酸素を体内から取り除いてくれる働きがあります。
チョコレートのポリフェノールは100g中に850~1800mg。
赤ワインでは100g中に250~450mg。
ワインよりもチョコレートの方が、ポリフェノールを多く含んでいますね。
カカオに含まれるテオブロミンという成分は、自律神経を整える働きがあります。
また、集中力・記憶力を高め、脳を活性化させます。
テオブロミンは、血流を良くし代謝を高めるので、ダイエットにも期待できます。
また、リラックス効果も得られますので、ダイエット中のストレス緩和をサポートします。
カカオ70%以上のダークチョコレートには、ビタミン・ミネラル・食物繊維もバランスよく含まれているので、美肌にも嬉しい食べ物です。
最近では、チョコレートを取り入れたパックやボディエステもあるそうです。
このようにチョコレートには嬉しい効果がありますが、摂り方には注意が必要です。
ホワイトチョコレートには、残念ながらほとんどポリフェノールは含まれていません。
また生チョコレートには生クリームたっぷり。
高カロリーなので摂りすぎには注意が必要です。
選ぶなら、カカオが70%以上入っているチョコレートを頂きましょう。
1日25g~30g程度が望ましいでしょう。
チョコレートに含まれるポリフェノールは、体内に蓄積されにくく、3時間程度で抗酸化力が失われてしまうので、数回に分けて摂ると効果が期待できます。
また、ポリフェノールは野菜や果物からも摂取できるので、チョコレートに偏らずバランスよく摂り入れて下さい。
ポリフェノールの理想摂取量は1日当たり1500㎎です。
カラダも心にもHAPPYにしてくれるダークチョコレート。
アンチエイジングにも期待できるので、美味しく効果的に取り入れたいですね。
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