上下隣室が騒音でうるさい賃貸マンション・アパートの特徴!下見でチェックすべき8項目とは
賃貸マンションやアパートで気になるのが騒音。隣人や上下がうるさいといった苦情に悩まされないよう、部屋を借りる時の下見で必ずチェックすべき項目をご紹介します。
賃貸で騒音問題に悩まされると実に最悪です。
すぐに出ていく、出ていかせることは勿論のこと、静かにさせるということ自体も殆ど叶わず、ただひたすら騒音に耐え抜いているという方も少なくないようです。
もともとの壁の薄さなどは予め物件探しの時点で何とかなりますが、そのほか、気を付けて見ておきたいのが「マンション住民の民度」です。
今回は、騒音に悩まされないよう、実体験に基づく、借りる前の下見で必ず見るべきチェックポイントをご紹介します。
見るべき部分はエントランスやエレベーター前などの共有部分です。
中でも集合ポスト付近を見ると、その建物で生活をしている住民の性格が良く分かります。
沢山のチラシや新聞、配達物などがぎっしり詰められ、はみ出していたり、ぐしゃぐしゃになって入れられている場合は、郵送物のチェックをこまめに行わない、少しズボラな性格の方が多いかもしれません。
ポスト付近には大抵ゴミ箱が置かれていますが、箱が満杯でもないのにゴミが溢れていたり、傘など郵送物以外のものが捨てられている場合は少し注意が必要です。
共有スペースでのルールを守らない人は、騒音問題を軽視しがちな傾向にあります。
ほか、エレベーター内など、皆が共同で使う部分に明らかに捨てたと思われるゴミが落ちているのも、マナーが悪い住民が住んでいる証拠です。
共有スペースやエントランスに置かれてある植物、またはインテリアたち。
もし枯れていたり、汚れているようであれば、管理側がマメに物件に来ていないということでもあります。
マンションの掃除をしてくれる管理人の「やる気」は、そのマンションの「質」でもあります。
エレベーター前や共有廊下には必ず、住民へ向けた告知ボードがあります。
そこに騒音注意の張り紙がある場合、そのマンションでは既に騒音問題が起きています。
また、煙草やゴミ捨ての注意など、追加で貼られたと思われる張り紙が貼られている場合、マナーに関する苦情が発生している証拠ですので、住民の民度に少々不安を覚えた方が良いでしょう。
当然ですが、住民の数が多ければ多いほど、マナー違反や騒音問題を引き起こす人間と出会う確率は増えます。
大きなマンションや人気の賃貸などは人が集まりやすいので、その分様々な問題が起きる可能性が多くなります。
極端な話、自分を含め2人しか住んでいない賃貸であれば、騒音に悩まされる可能性は非常に下がります。
なるべく住民数の少ない物件か、部屋数自体が少ない、または離れている物件を選びましょう。
治安の悪い場所や風俗街などの近くは、マナーを守らない人間や生活音の配慮がないタイプの人間が多く集まりやすい傾向にあります。
モラル水準の低い地区では、マナー・治安の悪化が懸念されますので、騒音の観点からも避けた方が無難です。
また、学生の多い街は騒がしくなる傾向にあります。
きちんと勉学に励む大学生に当たればよいのですが、昼夜逆転の学生や、飲み会場所にされると、正直アウトです。
大学が近い街自体を避ける、社会人専用のマンションにする、かなり高額の家賃を支払う住居を選ぶなど、住居人の質を確かめる必要があります。
隣の部屋との境目がコンクリート壁のみである場合、やはり多少は音が気になることもあるかと思います。
一番良いのは、隣の部屋と自分の部屋を仕切る壁部分に、浴室やトイレ、収納クローゼットなどがある間取り。
居住スペースがお互い離れているので、生活音に悩まされる心配が少なくなります。
角部屋は隣接する部屋が1つ減るので、騒音予防としても人気です。
しかし、外の騒音が物凄く響くことも多いのです。
外の方の壁をこぶしでコンコンと叩いてみて、軽く響くようであればかなり外の騒音が響く可能性があります。
ペシペシとしたコンクリートを叩いているような音であれば、比較的安心。
外からの騒音は車や工事音だけではありません。
どんなに閑静なエリアでも、酔っ払いの奇声、通行人の声などはありますので、隣人だけでなく外側の騒音にも注意しましょう。
当然ながら防音性の高い建物構造を選ぶことから始めましょう。
木造・鉄骨造は防音性が非常に低いので、騒音を少しでも気にする場合は絶対に避けるべきです。
RC(鉄筋コンクリート)SRC(鉄筋鉄骨コンクリート)の物件から選び、さらに最低限、上記ポイントをチェックしてみましょう。
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