今日のお洋服、何色?選んだカラーで分かる心理状態
無意識に選んだ服の色で、その時の心理状態が分かる。赤、オレンジ、ピンク、茶色系のカラーは、深層心理の何を意味しているのでしょうか?
カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田紀子です。
みなさんは朝起きて、その日に着る洋服を選ぶとき、何を基準に選んでいますか?
「寒いから」「暑いから」といった気候的な理由や、「来客があるから」「プレゼンだから」「荷物を運ぶから」といったビジネスシーン的な理由のこともあるかと思います。
では、そのような理由ではなく、自由に選んで良いときには、何を基準にしますか。
デザインはもちろん、「色」で選ぶことも多いのではないでしょうか。
今回は、朝、無意識に選んでいるその洋服の色が、実は「理由があって選んでいる」というお話をさせていただきます。
今年は、赤いパンツがよく売れているそうです。
赤は古来より「魔除け」「厄除け」に効果のある色とされ、「命をつかさどる色=パワーを得られる色」と言われてきました。
赤い洋服を選ぶときは、パワーを得たいときや、既にパワーが溢れているときであることが多いようです。
試験やプレゼンなど勝負の日に赤を選んだら、それはやる気がみなぎっている証拠です。
明るい色の代表格とも言えるオレンジは、気分を明るく前向きにしてくれる色です。
温かい印象を与えてくれ、赤ほど強くもない色なので、親しみやすさを感じさせてくれます。
前向きな気持ちになりたいとき、仲間と楽しく過ごしたいとき
オレンジを選ぶときは、温かい気持ちや、前向きな気持ちになりたいとき、周囲と仲良く楽しく過ごしたいと感じているときでしょう。
辛いことや悲しいことがあったときは、暗い色の服を選びがちですが、そういった気持ちのときこそ、あえてオレンジを身につけてみてください。
ピンクの洋服を持っている方は多いのではないでしょうか。
女性はもちろんのこと、男性もピンクのシャツが定番となっています。
気持ちにゆとりがあり、優しい気持ちになっているとき
優しい気持ちになれることから、心をゆったりとリラックスさせてくれる効果もあります。
ピンクを選ぶときは、気持ちにゆとりがあり、優しい気持ちになっているときかもしれません。
茶色の洋服を持っていなくても、ベージュの服なら持っているという方も多いと思います。
ベージュからこげ茶まで、幅の広い定番色の茶色ですが、同じ定番色の黒とは印象がだいぶ異なります。
穏やかで幸せな気持ちでいるとき or 寂しいとき
近寄りがたく冷たい印象を与える黒と違い、茶色は安心感や穏やかさを与えてくれる色です。
茶色を選ぶときは、穏やかで幸せな気持ちになっていることが多いのですが、寂しくて「暖かく包まれたい」と望んでいる場合もあります。
今回は洋服として持っていることの多そうな色から、4色を選んでお話させていただきました。
次回以降、ほかの色についてもお話したいと思います。
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