出産祝いや1歳の誕生日プレゼントに！「ベビーリング（赤ちゃん用の指輪）」の魅力。 (1/2)

こんにちは、リングプランナーの飯田馨です。

自分たちや兄弟、親友への出産祝いには、マナーや相手の気持ちを考えた、意味のある贈り物をしたいですよね。

そんな時にお勧めなのが「ベビーリング」です。

 

 

ベビーリングとは、赤ちゃん用の指輪で、出産祝いや、記念日、1歳の誕生日などの贈り物として、慣習になりつつあります。

もともとはヨーロッパで始まった風習が、その後、日本でも徐々に浸透するようになりました。

 

消耗品になることなく、ずっと大切にできる贈り物として、ベビーリングを取り扱う店も多くなり、今、密かに人気なのです。

 

そこで今回は、ベビーリングについてご紹介していきます。

ヨーロッパでは、古代より「銀」が神聖なものとされてきました。

 

「銀のスプーンをくわえてきた子供は幸せになる（“Born with a silver spoon in one’s mouth”）」という諺があります。

 

この諺は、「食べ物に困らない、裕福な家柄に生まれた」という意味があります。

そこで16世紀頃から、ヨーロッパでは、子供が誕生すると「銀のスプーン」をプレゼントするようになりました。

「銀のスプーン」を贈る風習がいつ、どのように転じたのかは定かではありませんが、「健やかに、幸せに育つように」という願いを込めて、シルバーのベビーリングを贈る風習ができました。

 

 

また、「自分の誕生石を身に着けると幸せになれる」とも言われていますね。

その意味から、誕生石を入れたベビーリングは、“大人になるまで危険から身を守り、幸せを運んでくれるお守り”にもなります。

 

 

こういったわけで、出産祝いや、パパ・ママから赤ちゃんへのプレゼントとして、ベビーリングを選ぶ人が増えているのです。

 

現在の一般的なベビーリングは、赤ちゃんの誕生石を入れ、シルバーやプラチナやゴールド、チタンなどの素材から選べます。

 

また、デザインも多様化しており、シンプルなものから王冠などをモチーフにしたものまで様々。

さらに、ほとんどの場合、名前や誕生日、出生体重などを刻むこともできます。

 

両親の誕生石を2つプラスしたものや、結婚指輪と同じデザインで作るなど、家族の指輪としても楽しむことができます。

 

幸せの銀スプーンペンダント

 

なお、ジュエリーのタイプとして、ネックレスやペンダントもありますが、やはりベビーリングを贈る方が多いようです。

ベビーリングは、赤ちゃんの指のサイズに合わせて作るものもあります。

その場合、後々「生まれた時はこんなに小さかったんだ」と思い出話ができそうですね。

 

各月の誕生石と、その宝石に与えられた象徴的な意味である「宝石言葉」は、次のようになっています。

ベビーリングを選ぶ時の参考にしてくださいね。

 

 

Pixy et Laviere　誕生石 ベビーリング

 

ベビーリングの使い方に、決まりはありません。

一生の記念に残るファーストジュエリーとして赤ちゃんの指にはめて記念撮影したあとは、誤飲する恐れがあるので外すのが無難です。

 

大きくなるまで大切に保管しておく、ママがチェーンに通してペンダントとして身に付ける、成人式に写真と一緒にファーストジュエリーとしてプレゼントするなど、家族で使い道を考えるのも楽しいと思います。

シルバーやプラチナやゴールド、チタンなどの素材から、お好みの素材を選びましょう。

 

赤ちゃんが大きくなるまで保管してプレゼントする人や、もともと凝ったデザインが好きでない人は、誕生石が入るにしろ、時代に左右されないシンプルなものがお勧めです。

 

ペンダントトップにして身に着けたいママや女の子は、ペンダントにした時には重さのあるトップが下を向くことがありますから、指輪の腕にも装飾があった方が素敵です。

 

その場でお持ち帰りできないものもあり、発注後1ヶ月掛かるものもあります。

 

もし、出産前にベビーリングに誕生石を入れることを考えていたら、出産予定日と実際の出産日が異なり、月が変わってしまうことがありますのでご注意ください。