フィレンツェで本当に買いたい美味しいお土産!

美味しい食品が多いイタリア。質のいいものが日本よりも安く手に入ることもあり、お土産にはぴったりです。

執筆者: OTA YUKI 職業:Enoteca Lombardi スタッフ/イタリア旅行アドバイザー

日本でも人気のあるイタリア料理。美味しいレストランで舌鼓もいいですが、たまには、家で再現してみたい…そんな時に役立つオススメのお土産があります。

 

フィレンツェのメルカートやデパートでは、それらを簡単に再現できる食材を気軽に手に入れることができます。
今回は、数多くある食材の中で、イチ押しのお土産(食材編)をお届けしたいと思います。

 

ハチミツ

 

ひとえにハチミツと言っても、Acacia(アカシヤ)、Castagno (カスターニョ)、Millefiori (ミッレフィオーリ)など、いろいろな種類のものがあります。

 

 

日本のスーパーなどで買えるチーズに、このハチミツをつけるだけで、簡単に前菜の一品ができてしまうのです。
その他、肉料理のマリネ液に使ったり、お菓子作りにも使える、万能な食材です。

 

ワインゼリー

 

イタリアで人気のワインから作ったワインゼリー。

 

クラッカーの上にチーズをのせ、このゼリーをつけるだけ。簡単で、オシャレなおつまみのできあがり。

ハムに少しつけても美味しいです。

 

乾燥パスタスパイス

 

安くて軽くて人気のある食材である、乾燥パスタソース。

 

パスタだけに限らず、市販のトマトソースにひとつまみ加えたり、お料理の隠し味にも使える万能スパイスです。日持ちもするのがいいですね。

 

カラスミパウダー

 

イタリアは、サルデーニャ島で作られるカラスミは、日本よりもお得なお値段で購入できます。

臭みがなく、パスタに絡めるだけで、美味しいカラスミのパスタが出来上がります。

すりおろしてあるので、好きな分だけふりかけて使え、とっても便利な食材です。

 

トリュフ塩

 

岩塩が使われた、こちらのトリュフ塩。

香り高く、味がマイルドで、卵料理に使ってよし。焼いたお肉にひとつまみかけても楽しめます。

 

イタリア料理だけでなく、日本料理にも使えるこの食材は、天ぷらにもおにぎりにも美味しく使えます。

 

バルサミコ酢

 

もともと、修道院で薬剤として使われていたバルサミコ酢。血行を良くする作用などがあり、体にも美味しい調味料です。

最近では、年代物の小さなボトルがお求めやすい値段で出ているのも、嬉しい食材です。


グリルした肉料理はもちろん、エビやイカなどの魚介類にも合います。

賞味期限も10年もつので、多めに購入しても無駄にはなりません。

 

ドライポルチーニ茸

 

イタリアならではの食材、ポルチーニ茸は、乾燥ものであれば、日本に持っていくことができます。
メルカートであれば、計り売りで真空パックにしてくれますから、お土産にも最適です。

 

パスタやリゾット、お肉のソースにも使えます。

 

ドライトマト

 

イタリアの燦々と輝く太陽の下で作られたサンドライトマトは、トマト自身の自然な甘みが感じられます。

オイル漬けになっているものより日持ちもし、使う分だけ水戻しすれば、長く楽しむことができます。

 

水戻ししたドライトマトを好きなスパイスと共にオイル漬けにして、漬物感覚で楽しんでもよし、パスタの具やスープに入れても美味しいです。

 

おわりに

イタリア料理は、食材と調味料の良さで味が決まります。

旬の野菜に少しかけるだけで、日本でも美味しくできるなら、ぜひ買って帰りたい、オススメの食材です。


これらは、フィレンツェのメルカートやデパートの食材コーナーで、簡単に手に入れることができます。

日本へ帰国した後、楽しい思い出と共にイタリア料理を作ってみるのも、またひとつの楽しみとなることでしょう。

 
 コラムニスト情報
OTA YUKI
性別:女性  |   現在地:フィレンツェ  |   職業:Enoteca Lombardi スタッフ/イタリア旅行アドバイザー

花の都 フィレンツェ に住むこと、はや十数年。
フィレンツェの台所と言われる、メルカートで働いて10年以上となります。
多くの食材に囲まれながら、花より…の生活を楽しんでいます。

そんな生活をこちらに綴っています。どうぞ、ご覧ください。
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