新スーパーフード「ワイルドライス」の効果的な食べ方を解説。サラダやお米に混ぜて、栄養たっぷりのスローフード食材を頂きましょう。
こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。
ワイルドライスとはイネ科マコモ属の種子です。
ライスというと米のイメージがありますが、こちらは草の分類。古くから北米や中国で自生しており、食養とされてきました。
北米のインディアンはワイルドライスを「聖なる植物」と呼び大切にしてきました。
このワイルドライスは栄養価も高く、スーパーフードの一種。
アメリカのセレブも注目している食材です。
スーパーフードのワイルドライス、どのような栄養があるのでしょうか?
まずワイルドライスの注目点は低カロリーであること。
100gあたり21kcalです。
低カロリーに加えて栄養価も高い食材ですので、ダイエットに心強い味方です。
また、食物繊維、タンパク質、ビタミンE、B2、葉酸など体に必要な栄養が多々含まれているのも特徴です。
食物繊維は腸に届き、善玉菌のエサにもなります。
また繊維自体が水分を含み腸の汚れを拭き取りながら、外に出ていきます。
腸内の環境と皮膚の状態は密接な関係がありますから、腸内を綺麗にすることはとても重要です。
またワイルドライスに含まれるビタミンB2も、美肌に必要なビタミンです。
ビタミンB2の重要な働きは成長を促進させること。
体が代謝する過程で必要なビタミンなのです。
これが不足すると皮膚の表面に小さな血管が浮き出てきたり、皮膚がかさかさになったりといった症状が出てきます。
しっかり摂りたいビタミンの1つです。
葉酸も大切な栄養素です。
タンパク質の代謝をサポートし、赤血球やヘモグロビンを作り出します。
不足すると貧血になりやすくなるので、女性はしっかり意識しておきたいですね。
ワイルドライスはお米ではないので、白米と一緒に炊くとまだ固いままです。
ごはんと一緒に炊くのではなく、別に炊いて保存するのがおすすめです。
ワイルドライスを鍋に入れて沸騰したら、弱火で30分ほど茹でます。
食べてみて固くなければ出来上がりです。
これを冷蔵庫で保存し、炊きあがったごはんに混ぜたらスーパーフードごはんの出来上がり。
またシンプルにサラダの一部として食べてもいいでしょう。
そのままドレッシングをかけて食べてもいいですし、みじん切りの玉葱、トマト、きゅうりなどと和えてライスサラダとして食べる。
海外ではライスサラダは普通にありますので、好みの野菜とワイルドライスを混ぜてみるのもいいですね。
体のだるさを感じる時期はまず、きちんと食事をすること。
体に必要な栄養をしっかり摂ることが大切です。
ワイルドライスは栄養価の高いスーパーフードですから、いつもの食事に加えたら栄養価を上げてくれます。
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