[韓国旅行・観光マナー]日本人が韓国でやりがちなNG言動5つ!間違うと日本人の好感度を下げる恐れも…
韓国旅行でやりがちなNG行動を紹介。日本では当たり前のことが、海外ではマナー違反になることも。旅行先の国のルールやタブーを知っておきましょう。
日本では当たり前のことや、どうってことないことでも、海外では実はあまり良い意味を持たなかったり、相手にとって失礼になってしまうことも・・・。
韓国で気持ちよく過ごすために、次のようなことに気をつけてみてください。
韓国にも地下鉄やバスに「優先席」があります。
地下鉄の場合は車両の両端、バスには優先席の表示がある席があります。
日本では優先席が空いていたら、座ってはいけないということはないはず。
優先席を必要としている方がいたら席を譲りますよね?
ですが、韓国では優先席が空いていても、一般の人は基本的には座りません。
法律で決められているわけではありませんが「優先席には基本的には座らない」というのが韓国では一般的な考え方のひとつのようです。
具合が悪かったり、疲れてどうしても座りたい時以外は、優先席を必要としている方のために席を空けておくのが良さそうです。
韓国を旅行中、日本語の話せる韓国人に出会ったことがある人も多いのでは?
日本で韓国語を話せる人の数とは比べものにならないくらい、韓国には日本語を話せる人が本当にたくさんいます。
高校や大学で日本語をちょっとかじったことのある人はもちろんのこと、アニメやドラマの影響で日本文化に興味を持って日本語を勉強している人、ビジネスに必要だからと勉強をしている人など、日本語の勉強を始じめるきっかけや動機は様々。
ネイティブ並みに上手な方もたくさんいます。
外国人が日本語を流暢に話しているのを見ると不思議に感じたり、日本に興味を持って日本語を勉強していることを嬉しく思うこともありますよね。
ですが、韓国には日本語を「学ばなければならなかった」時代を生きてきた年代の方々がいます。
そんな方々に「日本語お上手ですね」という一言は、相手にとって受け取り方は様々で、心中複雑なよう…。
その一言が決して「褒め言葉」にならないことを忘れないでください。
日本でも抵抗がある人が少なくないと思いますが、韓国では赤ペンで名前を書くことは絶対タブーとされています。
これは以前、戸籍に亡くなった方の名前を赤ペンで書いていたことで、今でも韓国人の意識では赤ペンで名前を書くことは亡くなった方を意味しているそう。
簡単なメモであったとしても、赤ペンで韓国人の方の名前を書くことは避けましょう。
日本と違って、韓国では食事の時に基本的に箸とスプーン以外のものは手に取りません。
汁ものはスプーンですくって口まで運び、直接器を持って汁ものをすすったりはしません。
ご飯(白米)もスプーンで食べることが多く(最近では箸を使う人も多くなっています)、器を持つことはありません。
韓国では金属の器を使うことがよくあり、料理の熱が伝わって器自体が熱くなるので、誤って持つとやけどすることもあります。
一緒に食事をしている相手のグラスにお酒が少ししか残っていなかったら、あなたはどうしますか?
日本では注ぎ足しをすることが相手にとっての礼儀ですが、韓国では違います。
グラスにお酒が残っている場合は「もう少ししてから飲む」「もうこれ以上は飲まない」という意思表示のひとつです。
グラスにお酒が残っていたら、慌てて注ぎ足すことはせずに、相手のペースに合わせましょう。
「もっと飲みたい」と思ったらグラスが空になるはず。
自分も「もうこれ以上は飲まない」と思ったら、飲み干さずにお酒をグラスに残すようにしましょう。
日本では普段、気にしていないようなことでも、海外ではそうではないこともあります。
文化の違いですが、相手が不愉快に感じることは避けたほうがいいですよね。
韓国に行く時には頭の片隅に置いて旅行をしてください。
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2009年から韓国・ソウルに在住しています。
旅行業界で働きながら、趣味の旅行と写真活動、おいしいものを食べ歩いています。
2015年「慶尚北道オンラインサポーターズ4期」優秀サポーター賞受賞
【Instagram】https://instagram.com/717ruby717/
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