京都お座敷遊び体験時の注意点!舞妓・芸妓さんを困らせない6つのマナー
京都お座敷遊びの流れ・マナー・注意点。観光客や女性客、外国人もOK!通常「一見さんお断り」ですが、お座敷遊び体験なら初心者も楽しめます。
「一度でいいから、京都でお座敷遊びをしてみたい」と思いませんか。
ただ、「お座敷遊び」といえば、そこは大人の男性の夜の社交場、ワンランク上の人たちの行くところ、俗世とかけ離れた別世界…。
何よりお茶屋さんは全て「一見さんお断り」。
紹介なしでは入れない未知なる領域です。
お茶屋さんにツテがあるはずもなく、京都に知り合いもいない。
だから行きたくても行けないと諦めていらっしゃる方も多いかと思いますが、実は観光客でも、女性でも、外国人の方でもお座敷遊びを体験できるところがあります。
お酒を飲めなくても、もちろん大丈夫です。
通りを歩いていて舞妓さん芸妓さんを偶然見かけるだけでも嬉しいものですが、一歩踏み込んでお話したり、舞を鑑賞したり、お酌をしてもらったり、ゲームをしたり、一緒に写真を撮ったり…そんな体験をしてみませんか?
お座敷遊びの世界を覗いてみましょう。
例えば、次のような流れのプランがあります。
- 京舞の鑑賞
- 京料理会席など食事
- お座敷遊び
- 記念撮影
予約制がほとんどです。
毎日開催ではなく曜日が決まっているところも多いので、事前に確認しましょう。
募集型の企画では、応募定員に満たない場合は催行が中止になることもあります。
また、小さなお子さまは入れないところもありますので、ご注意ください。
正装が基本です。
できる範囲で、普段着より少し上が望ましいでしょう。
気をつけたいのは足元。
靴を脱いでお座敷に上がりますので、くつ下に穴があいていないかチェックしましょう。
夏などの季節は、女性は素足にサンダルやミュールのことも多いと思いますが、裸足で畳にあがるのはマナー違反。
これはお座敷遊びに限らず、よそ様のお宅へ上がるときと同じです。
京都では料亭など和室へあがることも多いかと思いますので、靴下やストッキングを1足バッグに忍ばせておくと安心ですね。
また、畳の縁(へり)や敷居は踏まないなど、最低限のマナーも守りましょう。
記念撮影が含まれているコースもありますが、それ以外は一声かけてからにしましょう。
いろいろポーズを要求するのはやめましょう。
お金を払っているのだからと、馴染みでもないのに横柄な態度で接するのはマナー違反です。
大声で呼びつけお酌を要求するなどもってのほか、紳士的に振る舞いましょう。
芸舞妓さんの髪や体、衣装にも触ってはいけません。
強引に手を握る、肩に手をまわすのはもちろん、着物、帯、かんざしなど全て貴重なお品ばかりです。
舞妓さんとお話できる機会はそうそうないので、勇気を出して声をかけてみましょう。
気さくに質問に答えてくださいますよ。
ただし、金銭的なこと、プライベートな恋愛のことを聞くのはマナー違反です。
お座敷遊びでは、舞妓さん・芸妓さん・三味線など音楽担当の地方(じかた)さんが場を盛り上げてくれます。
中にはかなり年配の女性もいらっしゃいますが、全て「お姐さん」です。
お名前をうかがうと距離が縮まって会話が弾むかもしれませんね。
お座敷遊び、一度は体験してみたいですよね。
お座敷で舞妓さんに会うという願いをぜひ叶えてくださいね。
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