寝たままできる「痩せ体質になるためのストレッチ方法」を紹介。体(筋肉)が柔らかくて、 肩や股関節などの関節が大きく動くようになると、基礎代謝が上がり、カロリーの消費量もアップするから、太りにくくなるのです。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
さて、質問です。
下のAさんとBさん、どちらの方が運動でカロリーを消費をしやすく、痩せやすいでしょうか。
体(筋肉)が柔らかくて、 肩や股関節などの関節まわりを大きく動かせる。
体(筋肉)が硬くて、肩や股関節などの関節まわりに突っかかりがある。
もうお分かりですね。
答えは、Aさんです。
今回は、「筋肉や関節が柔らかい方が運動効果を上げやすい理由」と「運動効果を上げるためのストレッチ方法」をご紹介します。
筋肉は本来、筋繊維同士がスライドをして骨を動かすために働きます。
体が動くためには、筋肉が縮まったり伸びたりする必要がありますが、筋肉が硬くなっていると、伸び縮みがしづらくなります。
また、縮まったままの場所は、血の巡りが悪くなるため、老廃物が溜まりやすくなります。
ですから、柔らかい筋肉になっている方が、老廃物は流れ、筋肉が動きやすくしっかりカロリーが消費ができます。
肩関節や股関節など、関節の可動域が大きいことを「体が柔らかい」とも言いますが、大きく動かせるということは、それだけ筋肉をたくさん使い働かせていることになります。
たくさん筋肉を使うことになるから、結果カロリーを消費できる
たくさんの筋肉を使い働かせれば、カロリーを消費をしやすい体になります。
また、脂肪や老廃物は、使わないところや意識の向かないところ・動かさないところから溜まっていきますから、隅々まで筋肉を使えるということは、脂肪や老廃物が溜まりにくいということにもつながります。
一口に「柔軟性」と言っても、その可動域を使って体を動かせないと、カロリーの消費にはつながりません。
ベターッと開脚ができることと、運動する時に股関節を大きく動かせることとは、また別の話です。
動かせる柔軟性を高めて、運動効果を上げていきましょう。
それでは、肩周り・背骨骨盤周り・股関節周りが大きく動くように柔軟性を高めるストレッチをご紹介します。
1. 仰向けで寝転がり、右膝を左手で持って左へ倒し、右を向きます。
2. できるだけ膝を胸に近く床に近く置いた状態で、右腕を大きく回します。
3. 手先を目線で追い、肩甲骨や胸・背中まで引っ張られるくらい大きく動かし、呼吸を続けます。
4. 次に、腕の動きをやめて、右足を自転車をこぐよりも大きく回します。
膝ができるだけ遠くを通るイメージで、呼吸と共に続けます。
股関節から動かすというより、ウエストから脚のように大きく動かします。
腕も脚も大きく回すことで、背骨のストレッチも大きくなります。
動かしながら、動ける可動域を増やしていきましょう。
全身の大きな関節を使った実感がありましたでしょうか。
ウエストがねじられて体幹が使われると代謝が上がり、やせ体質作りにも役立ちます。
寝たままできるので、気軽にお試しください。
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