ギリシャといえば、マンマミーアの映画に出てくるような青い海と白い街、そして熱いお日様を想像しますよね。筆者もそれに憧れて、ギリシャに向かったのですが。。。

とりあえず、ギリシャへの旅行を考えている人たちには、まず気をつけなくては行けない事があります。旅行の計画を立てる際、よく考慮しましょう。

ギリシャには、複数の島が存在します。小さな無人島などもあわせると、およそ3,000もの島があるようです。どれも陸地に在る首都、アテネから国内線で飛ぶか、船で渡ることになります。

筆者はギリシャ最南端の島、クレタ島という場所を選びました。クレタ島は島面積も大きいので、見所がたくさんあるのだろう、と期待していました。

まず空港に着き、ホテルに向かおうとすると、その島には複数の空港があり、自分はホテルと遠く離れた空港に到着したことに初めて気づきました。そう、島にはひとつの空港しかないという勝手な固定観念で、あまり下調べもせずに航空券とホテルを予約してしまったのです。皆さんも自分がどの空港に到着するのか、ちゃんと空港の名前を確認してからホテルを予約しましょう。

冒頭に書いたように、青い海、白い街、熱いお日様、の三拍子が私のギリシャへのイメージでした。しかし、そのような私たちが思う「ギリシャらしさ」を持つのは、全ての島じゃないのです。

もちろん、有名なサントリーニ島やミコノス島などは期待を裏切りません。けれど、他のどの島も同じような景観なわけではなく、白い建物は珍しく、黄色っぽい建物ばかりの場所もありますし、海もそれほど澄んでいない場所もあります。どの島もそれぞれのアイデンティティがあるので、ギリシャならどの島でもいいや！という考えで適当に選んでしまうと、行ってみてなんか違う。。と落胆してしまうこともあるでしょう。しっかりと自分のイメージに近い島を選んでいきましょう。

ギリシャの観光のベストシーズンといえば、やはり夏季です。気候もよく、街も活気に溢れ、海も真っ青な色になります。しかし、どうしても冬季にギリシャを訪れてみたい、またはもうチケットを買ってしまった、という方のために、少し冬のギリシャについてお話したいと思います。

冬のギリシャは、たとえ最南端の島に行ったとしても、寒いです。日中に日が出て薄着で外に出ることはできますが、夏のような気候にはなりません。そして、天気は雨と曇りが多いです。海も冷たいので入れません。筆者が訪れた最初の夜は雨と風が強く、朝起きると海辺のホテルの２階の部屋の床が水浸しになっていた時の衝撃は今でも忘れません。

ギリシャに行くなら、断然夏を、そしてメジャーなサントリーニやミコノス島をおススメします。冬に訪れる観光客は一般的にあまりいないようで、空港やホテルの方に「何で今来たの？」としつこく聞かれた覚えがあります。素敵な夏のバカンスを過ごしに、筆者もギリシャにまた訪れたいと思っています。