「こういうお客様は上客」百貨店店員が語る、VIP扱いしたくなる客の特徴
高級レストランやホテル・デパートなどで過ごす際、上客扱いしてもらうコツを紹介。お金持ちであることをアピールしても、VIP扱いされるとは限りません。自分から特別扱いしてと催促するのは、もちろんNGです。
素敵なレストランやホテル・デパートなどで過ごす際、「いつものお店より丁寧な接客をしてほしい」「特別扱いしてほしい」という方、多いのではないでしょうか?
今回は、店員さんに特別扱いをしてもらえるコツをご紹介します。
百貨店店員にやりがいを聞くと、ほとんどの場合「相手に喜んでもらったとき(お礼を言われたとき)」という答えが返ってきて、「売り上げが上がったとき」という回答はほとんどありません。
基本的には何かをしてあげたいという姿勢でいます。
デパートで少し大きな買い物をしたときや、レストランでお酒をボトルなどで注文すると「お金を使ってるんだから」と気が大きくなってしまう方が多くいます。
また、お金がかかっていることがよくわかるブランド品で全身固めて「私、お金持ってます」という雰囲気で来店される方がいらっしゃいますが、実は両方逆効果。
良いカモにされます。
それは、特別なサービスをせずとも、お金を持っていることを褒めてあげれば、気分よく過ごしてくれると知っているからです。
つまり、「褒める」というサービス止まりということです。
職場や学校などで、きちんとした人に対して「適当なことはできないな」と直感で思った経験はありませんか?
店員は、お行儀の良いお客様からそれを感じ取ります。
特に難しいことはありません。
子供の頃、人様のお宅にお邪魔する際、母親がうるさく言っていたようにするだけです。
例えばこのような感じです。
これだけでちゃんとして見えます。
いきなりショップにズカズカ入って行くよりも素敵です。
大きな声で話すと、クレーマーに見えます。
人様の家で物を触るとき、雑に触ったりしませんよね?
色違いや、もっとお得な買い方、あなたが知らなかったサービスまで教えてくれます。
「店員に関わると、無理に売りつけられそうで話しかけられたくない」と思う方も多いかもしれませんが、関わらなければサービスを受けられません。
見ているだけの日も、どうぞ会話を楽しんでください。
お店に入った時、初めて入るお店では不可能だとしても、「〇〇様、いらっしゃいませ」と名前で呼ばれると嬉しいですよね。
店員も同じです。
名札を胸に付けているのは、クレームの際の犯人の名前を憶えていただくためではありません。
「責任をもって〇〇がお客様のお買い物をお手伝いいたします」という意味です。
心地よいお買い物ができたなら、ぜひ店員の名前を憶えてください。
次回お店を訪れた際に「〇〇さんが勧めてくれたコレ、よかったです」というように一言名前を呼ぶだけで、グンと扱いが良くなるはずです。
自分がされたら嬉しいことをするだけで、扱いが違ってくる
店員といえども、人の子。
自分がされたら嬉しいことを店員にするだけで、扱いがグンと良くなります。
なお、「次来た時には特別扱いしてね」と言うお客様がいらっしゃいますが、それで本当に特別扱いされているのを見たことがありません。
「図々しいな…」というイメージも付きますので、やめておきましょう。
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可愛い物・甘い物・ファッション・ディズニー・ガールズトークが大好き+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
お肉中心の食生活ですが、美容の研究のために、オーガニック料理ソムリエの資格を取りました。
元百貨店店員・営業職のスキルを活かして、エレガントな所作やコミュニケーションについても執筆してます。
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