男性は甘えてほしがっている!「俺がいないとダメ」と思わせる上手な頼り方

「もっと甘えてほしい」という男性は大勢います。甘え下手な女性でも失敗しない上手な頼り方を紹介。彼の「特別な女性」になれるかも?!相手のことを考えずに面倒なことを頼むと「わがままな女」認定され逆効果なので要注意。

執筆者: 平島裕希
男性は、甘えられるのが大好き!でも、条件があるようで…

「もっと甘えてほしい」「頼られたい」という男性、多いですよね。
ですが、甘え下手には、さじ加減や、どうやって甘えたら良いかわかりにくいのも事実…。


そこで今回は、『実は甘えるんじゃない?! うまく甘える機会を作り出す方法』をご紹介します。

 

 

そもそも「甘える」の感覚が男女で違う!
女性にとっての「甘える」とは…

女性にとって「甘える」とは、「ぎゅってして!」とか「お仕事で忙しいのはわかっているけど、もっとかまって!」とか、「そばにいてほしい」「時間を私のために割いてほしい」といった『特別扱いしてほしい』といった感覚ではないでしょうか。

 

男性の「甘えてほしい」の意味は、「用事を頼んでほしい」

しかし、男性にとっての「甘える」は、「ペットボトルのふたを開けて」とか、「家まで車で迎えに来て」とか、ズバリ「頼んでほしい」です。
その先に褒めてもらえたり、感謝してもらえたりするのがわかっているから、その機会を欲しがるわけです。

仕組みは簡単。それはまるで可愛らしい子犬のイメージです。

 

何かを頼む(甘える)→上手にできる(やってくれる)→えさを与える(褒める)→大喜び!→さらに張り切る→できる仕事のレベルが上がる

 

これです。
とにかく何でも頼みましょう!

 

 

ステップ1:まずは彼の力量を見定める

「甘えてほしい(頼んでほしい)」とは言いつつも、『※ただし俺ができる範囲で、なおかつ面倒くさくないものに限る』という条件が付きます。

たとえば、所得の低い男性に毎回ご馳走してもらう、早起きが苦手な男性に朝8時に迎えに来てもらうなどは、無理難題の域に入り、「甘えられている」ではなく「わがままな女」という判断になります。

彼は何が得意で何ができないのかを見極めましょう。

ステップ2:これまで自然にやってくれていたことを、あえて頼む

ここが一番の腕の見せどころ。
できるかどうかわからないことを、いきなり頼むのはリスクがあります。
そこで、今まで頼まなくてもやってくれていたことを先回りして頼んでみましょう。

やり方は簡単。

今までは、やってくれたことに気づいて「ありがとう」で済ませていたところを、こう変えるだけです。

 

(あ、やってくれるなと察知)→「これやってくれる?」→ やってくれる →「ありがとっ!」

 

この『頼まれる』ステップを踏むだけで、頼られている感じを演出できます。

 

不自然すぎて、頼みにくい場合は?

頼むのがあまりにも不自然な場合は、お礼を言うときに「いつも思っていたけれど…」や「本当に頼りになるね!」を付け加えましょう。

過去の分すべてを褒めることができるので便利です。

 

ステップ3:やってくれたことに対して、もう1段階頼む

実際問題、あなたが高熱でも出していない限りは、さほど頼む用事はありませんよね。
そこで試してもらいたいのが、1つの仕事をこなせたらほんの少しだけハードルを上げてみる方法。

 

例えば…
「にんじんの皮をむいてくれる?」→
「あ!早いね!(ちょっと褒める)じゃあついでに切ってもらってもいい?」など


この方法で細かく頼んでいると、わりとどこまでも頼むことができる代わりに、褒め言葉のボキャブラリーが底を尽きます。

ある程度まで頼んだら「〇〇が神レベル」「〇〇のプロ」「〇〇の巨匠」などと最大級に持ち上げて、「あとは任せちゃおうかな♪」と切り上げましょう。


なお、これだけしっかり持ち上げておくと「〇〇の神でもだめだったか~!」など、できなかったときのフォローにも使えるのでお勧めです。

「俺がいないとダメ」と思わせれば、こっちのもの!

甘えるどころか、少し頭を使いますが、これを繰り返していくと、最終的に「俺がいないとダメ」となり、特別扱いにたどり着きます。
他のコラムでもよく言いますが、円滑なコミュニケーションに「褒め言葉」はつきもの。

言えば言うほど気持ち良くなってもらえる魔法の言葉です。


さまざまなことを頼んで、彼の新しい面を発見したり、相手の良いところをたくさん見つけたりして、褒めてあげてはいかがでしょうか?

 
 コラムニスト情報
平島裕希
性別:女性  |  

可愛い物・甘い物・ファッション・ディズニー・ガールズトークが大好き+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
お肉中心の食生活ですが、美容の研究のために、オーガニック料理ソムリエの資格を取りました。
元百貨店店員・営業職のスキルを活かして、エレガントな所作やコミュニケーションについても執筆してます。