最近は若い人も和装や浴衣を楽しむことが多くなってきましたね。

　レトロな着物を洋風に少しアレンジしたファッションも人気です。夏も浴衣を着る人が非常に多くなりましたよね。

　

　さて、いつもと違う和装。髪型はどうしていますか？

　せっかくですから髪型も和風に合わせたいものです。

　しかし、ヘアアレンジって自分でやるとなると、とても難しくありませんか？

　自分では上手く出来ないから、美容室でお任せする方も多いでしょう。た

だ、美容室に行くとなるとお金や時間が、かかってしまうデメリットがあります。

　和装にふさわしいのはやはり、清潔感あふれる「アップヘア」でしょう。

　そこで、今回は自分で出来る結婚式・パーティにぴったりのアップヘアのアレンジ方法をご紹介します。

　これを見て練習をし、ステキな髪型でお出かけして下さいね！

 

　形が命のアップヘアを維持させるには、ちょっとした努力が必要です。アップヘアを作る為、またはキープする為に使える道具のご紹介をします。

• くし　　　髪をとかす為にも必要ですが、逆毛を立てボリュームを作る為にも使います。
• ピン　　　アップヘアのマストアイテム。たくさん持っておいた方がいいでしょう。
• ワックス　キープ力の強いものを髪になじませて下さい。アホ毛や後れ毛が出てこなくなります。
• スプレー　こちらもワックスと同様です。スプレーで髪を固めれば風にも負けません。
• つけ毛　　お団子のなかにいれたり、ボリュームアップのために使います。

 

　編み込みは和風にも洋風にも合う上品な髪型。もちろん普段着に合わせても可愛いですよね。

 

　

　慣れないうちの編み込みは難しいと思いますが、慣れてくると早く出来るようになり、形もキレイになってきます。編み込みはひたすら練習あるのみです。

1. 頭のトップの髪をすくいます
2. すくった髪を右サイドから編み込みを始めます。
3. ぐるっと頭から反時計回りに顔周りにそって編み込みをします。
4. 編み込む毛がなくなったら、そのまま太い三つ編みを首元まで続け、ゴムでとめておきます。
5. 編み始めた右サイドから、今度は時計回りに顔周りそって太い三つ編みを作ります。
6. 首元まできたらゴムでとめておく。
7. 4と6でとめておいた三つ編みを頭の後ろでまとめ、ピンで留めて完成！
8. リボンやバレッタをつけて可愛いと思います！

 

引用元：youtube キューティーチャンネル

 

　編み込みの応用アレンジとして、「リボン編み込み」があります。
　裏編み込みをした毛を、Uピンを使って引き出していくとリボンの形になります。

 

　とっても可愛いですよね！編み込みに飽きたら是非、やってみて下さい。新鮮で注目されること間違いナシです。

　アップヘアの定番であるお団子。大きなお団子ヘアは、顔を小顔に見せる効果もあって、多くの女性に愛されている髪型です。

　そんなお団子ヘアですが、カジュアルと思いきや意外に着物にも合います。

　お花などを挿して華やかに演出してみましょう。

 

1. 髪をコテで巻いて、大きなウェーブを作っておく。
2. 髪全体にワックスをつけなじませておく。こうすることで崩れにくくなります。
3. 頭のてっぺんで髪をひとつにまとめてゴムで留める。
4. まとめた髪を立ててクシで逆毛をたてる。
5. 髪の先端を持ちゆっくりぐるぐるとゴムがついている根元に巻きつけて完成。　　　　　　　　　　　　　　　　(ちょっとずつピンで留めていけばキレイな形になります。)
6. もっと動きを出したい方はあえて髪をひっぱって出しましょう。

 

 

　パーティやデートでも使える夜会巻きアレンジ。顔周りがとてもスッキリするので、キリッとした和装にも合うんです。

　色々な場面で使える夜会巻き、早速作ってみましょう。

 

1. 髪を下のほうでひとつにまとめます。
2. まとめた髪をねじって上げます。
3. コームを裏返しに持ち、まとめた髪に差し込んで表面をすくいます。
4. 挿したままコームを反対側に倒し、コームを地肌まで差し込みます。

　この方法で、自分でも作れますがなかなか上手くできないという方が多いそうです。
　そんな方のために最近では、夜会巻き専用コームがあり、もっと簡単に夜会巻きが作れるコームが売られています。100円ショップでも売られているので、買って練習してみましょう。

 

　いかがでしたか？

　美容室で着物用ヘアアレンジを頼むと、だいたい3000円～5000円かかってしまいます。

　自分でアレンジが出来るようになれば、お金はかかりません。ちょっとした節約にもなります。

　アップヘアは難しそうですが、繰り返し練習していくことで上達します。

　ワックスから一つ一つ丁寧に作っていくと崩れにくいアレンジになるので、ゆっくり焦らずに作っていきましょう。

 

　合わせて着物で作る小物「着なくなった古い着物を簡単リメイク -手縫いで簡単、リサイクル和小物作り（コースター・ストール・シュシュ・財布）-」もチェックしてみてくださいね。