お見舞い品のマナー!入院時に喜ばれるおすすめ物と、贈ってはいけない物まとめ(花・食べ物・小物など)
家族や友達が急に入院し、お見舞いへ行くことがありますよね。
さてそのとき、お見舞いに何か持って行こうとして迷ったことがありませんか?
何が喜ばれるのかサッパリ浮かばない、そんな悩みを抱える方もいらっしゃいます。
お見舞いで喜ばれるものがあれば、逆にNGなものもあります。
もしタブーとされるものをお見舞いへ持って行った場合、状況が状況ですから結構気にしてしまう方も多いようです。
今回は、お見舞いに持って行くものとして、何がOKで何がダメなのかを分かりやすく紹介します。
大まかに分けると、お見舞いで喜ばれる物は「水やお茶」「お菓子や果物」「あると便利な小物類」です。
入院中は暇になることが多いため、本も喜ばれます。
食べ物は好物を持って行くと元気が出るかもしれません。
どれも入院の期間に関係ないので、お見舞いの際には持って行きましょう。
飲料や食べ物は、食事制限が無い方のお見舞いにおすすめです。
- 炭酸など刺激物は避け、お茶や水など無難なものにする。
- ニオイがキツイ食べ物や刺激の強いもの、片手で食べにくいお菓子は避ける。
- 病院によっては持ち込み制限があるため、事前に確認する。
これらを守るようにして下さい。
例えば、珍味が好きだからといってスルメなどを持ち込むと、大部屋の場合ニオイが充満し、他の入院患者の方に迷惑を掛けてしまいます。
実際に、これで大目玉を喰らった方もいらっしゃるようです。
食べ物は和菓子やゼリーなど、味もニオイも控えめなものを選びましょう。
飲料についても同様です。
病院により飲料・食べ物の持ち込み基準が異なるため、受付で確認することも忘れないようにしましょう。
長期・短気入院に関わらず喜ばれる意外な小物があります。
- マグネット
- フック
- 小さい置き時計
- 小物入れ
- ポケットティッシュやウェットティッシュ
マグネットは書類などを貼り付けておく時に便利です。女性でしたら可愛らしいデザインにするとよいでしょう。
フックも同様に、収納場所が少ない病室では重宝します。
小物入れは爪切りや体温計など、ちょっとした小物を整理する際に使用できます。
ただし上記は1つか2つあれば十分ですので、既に持っていないか確かめてから贈るようにしましょう。
置き時計は、大部屋でベッドから時計が見えにくい時に活躍してくれます。
時間を見ることは多いので手元にあると便利です。
ティッシュ類は手を拭く時に使うため、最低でも一つは欲しいところです。ウェットティッシュですと万全ですし、退院後も使えますね。
お見舞いの定番といえば花です。元気になれる明るい色味であれば、他の患者さん達の心も潤してくれることでしょう。
しかし、NGとなっているものが多くあります。
最も有名なのが鉢植えです。「根付く」意味から、入院が長引くことを連想させてしまいます。
また、花粉症の方もおり、生花禁止の病棟も多くなっています。
まずは花が大丈夫かどうか、受付に聞いてからにしましょう。
シクラメンや菊もNGです。
シクラメンは「死」や「苦」など言葉の語呂合わせが悪く、菊もお彼岸を連想させます。
またニオイが強いものや花粉が飛ぶもの、散りやすい花も避けましょう。
赤色の花は血を思わせるため、持ち込まないようにして下さい。
白色もお葬式を連想させてしまいます。
プリザーブドフラワーの場合は、暖かな色味(黄色やオレンジなど)を選んで持っていくとよいでしょう。
入院時の必需品といえば歯ブラシやパジャマです。
しかしこれらもお見舞いで持って行くことはNGとなっています。
短期入院ならまだしも長期入院している方にとっては、更に入院が長引く事を連想させてしまうからです。
「必要だろう」と気にせず持って行き、裏目に出てしまったケースもあります。
パジャマなどはご家族か、もしくは本人から頼まれた場合に持っていくようにしましょう。
お見舞いは結構気を使うと思います。
特に花はチョイスが難しいので、迷った時は無難な食べ物類(ゼリーなど)がおすすめです。
どうしても花を持っていきたい場合は、花屋で「お見舞い用」と伝えるようにしましょう。
小物類も、入院時に忘れがちなので、持って行くと喜ばれることが多くあります。
もし入院している方本人の希望があれば、そちらを優先して持って行くようにしましょう。
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