お米の研ぎ汁成分は洗顔にぴったり!ツルツルの美肌効果を実感しよう
毎日の家事や育児、食事の用意など、主婦の方は大変ですよね。
毎日やることに追われて、嫌になることもありますよね。
しかし、放棄することは出来ないので、頑張りましょう。
今回は、毎日お米を炊く度に出て、捨ててしまっている、お米のとぎ汁の活用方法をお伝えしようと思います。
外食したり、パンや麺類でなければ、日本人の主食であるお米は必ず炊きますよね。
1日1回どころか、家族が多かったり、男性が多い家族構成だと、常にお米を炊いている状態だと思います。
お米を炊く際、とぎ汁をそのままシンクに流してしまってはいませんか?
お米のとぎ汁を、有効に使える方法がたくさんあるのです。
そもそも、とぎ汁はなぜ出るのでしょう。
これは、精米されたお米に残った糠(ぬか)なのです。
私達は、そもそも糠を食べる習慣がなく、一番栄養価の高い白米が高級品とされてきた為、白米まで精米し、糠を出来る限り落として食べるのです。
しかし最近、玄米が流行っているように、お米の周りにも、栄養は付いているのです。
とぎ汁の成分は、女性に嬉しいものばかりです。
ビタミンB1にB2、カルシウム、アミノ酸、鉄、ビタミンEと、美容に興味ある方なら、どれも聞いたことがあるものが含まれています。
ビタミンB1は、体のエネルギー代謝を助けるビタミン。
ビタミンB2は、毛細血管の働きを助け、肌のハリを出してくれます。
カルシウムは、肌の抵抗力を高めてくれ、アミノ酸はいくつも集まることによりタンパク質となり、肌の保湿に役立つのです。
鉄は、皮膚の弾力性を保ってくれます。
ビタミンEは、皮膚の老化を抑え、血液循環を良くしてくれますよ。
これだけお肌への有効成分が含まれているのです。
昔から、米糠を袋に入れたものを、糠袋と言い、女性達が使用したといわれている訳ですね。
お米のとぎ汁をボールに取っておき、朝、それで顔を洗ってみて下さい。
糠に含まれる洗浄成分も働き、ツルっとした肌の完成です。
元々流すものだったので、たっぷり洗えますね。
顔を洗うだけで美肌になれたら、言うことなしですよね。
とぎ汁の美容成分は、洗顔以外にも使い道があります。
お風呂に入る際、とぎ汁にオリーブオイルを混ぜて、それを体に塗ってみて下さい。
洗顔同様、全身がスベスベの肌になります。
また、乾燥する時期に悩まされる、手荒れの防止にもなりますよ。
とぎ汁が活躍するのは、美容だけではありません。
とぎ汁を洗面台に溜め、それで雑巾を絞ると、天然の洗浄成分がたっぷり含まれた雑巾になります。
その洗浄成分は、石けんに含まれる脂肪酸ナトリウムなのです。
いつもの拭き掃除に使ってみて下さい。
何でも舐めてしまう赤ちゃんがいらっしゃるご家庭でも、安心ですね。
同じく、溜めておいたとぎ汁に、食器やタッパーを入れてみましょう。
食器の油汚れが落ちやすくなるだけでなく、匂いを取る効果もあるのです。
お弁当箱を洗う際は、とぎ汁に入れてから洗うだけで、翌日も綺麗に使えるので、とても便利ですね。
観葉植物の水やりにも使用出来ます。
元々植物だったので、土に帰るのは自然のことなのです。
栄養成分が土に入ることで、良い土壌となります。
実際に農家の方は、自分で精米して出た糠やもみ殻を、畑に撒いたりして、土壌に栄養を与えています。
家庭菜園でも、取り入れられる技ですね。
いかがでしたでしょうか。
私達が食べているお米には、たくさんの未知なるパワーが秘められていますね。
お米のとぎ汁を有効活用して、毎日の家事を少しアレンジしてみましょう。
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