「これから料理にチャレンジしてみたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだ一度も経験が無い方は、何から始めたら良いか迷うことと思います。

食材選びも大切ですが、料理を始める上で最も重要なことは調理器具の選定です。

調理器具が豊富なほど料理のバリエーションも広がります。

まずはここから始めてみましょう。

今回は、初めての方が揃えておくべき調理器具をまとめてみました。

これが無いと何も始まりません。

まな板は20cm程度の小さなものから40cm程度のものまで、複数種類があります。

自宅のキッチンに合わせ、適切なサイズを選びましょう。

まな板は肉・魚用と野菜用に使い分ければ、衛生面もばっちりです。

包丁は万能包丁と果物ナイフを揃えましょう。

最低限この2種類があれば、どんな食材にも対応出来ます。

パン切り包丁もあればなお良しです。

万能包丁は、刃渡り20cm前後の物が使いやすいです。

料理に慣れたら少しずつ揃えましょう。

購入時は握りやすさを重視します。

野菜を茹でたり、煮込み料理を作る際に使います。

最初は、片手鍋と両手鍋の2種類があれば大丈夫です。

家族構成により変わりますが、片手鍋は直径18～20cm、両手鍋は25～6cm前後の物があれば使いやすいでしょう。

両手鍋は、カレーやシチューなどをまとめて作る際に使用します。

焼く・炒める・揚げるほか、野菜を茹でたり、煮物を作る際にも使える万能調理器具です。

一人暮らしの方なら、フライパンだけでも料理が出来ます。

サイズは色々あり、小さめ・大きめの2種類を用意しておけば使い分けられます。

小さいものは18～20cm、大きい物は24～6cmの物を購入しましょう。

料理中は、一番使うものが菜箸です。

炒めたり揚げたりする際はもちろん、焼き物をひっくり返したり、食材の火の通り加減を見るときにも活用します。

菜箸も包丁と同じく、握りやすさを重視し、長さに応じて2～3種類準備しておけば便利です。

短い菜箸は炒め物に、長い菜箸は揚げ物を作る際に使います。

お玉はアクを取ったり、料理を器に盛る際に使います。

フライ返しは焼き物をひっくり返すだけでなく、慣れてきたら炒め物で菜箸代わりに活用出来ます。

どちらも種類が少なく、素材はシリコンかステンレス製が多くなっています。

フライ返しをシリコン製にすれば、フライパンのテフロン加工を傷付けずに使うことが出来ます。

素材が木とゴムの物がありますが、どちらも揃えておきましょう。

木ヘラは炒め物などに、ゴムヘラはソースやクリームを混ぜ合わせる際に活躍します。

基本的にゴムヘラは熱に弱いので、和える場合など、火を通さない調理にのみ使います。

塗装溶けや変形の恐れが大いにあるので、火を使うときは木ヘラを使いましょう。

バットは、お肉を冷やしたり、切り分けた食材を一時的に取り分けておくときに活躍します。

ボウルも同様で、野菜を取り分けておいたり混ぜ合わせる際に使います。

バットもボウルも、サイズに応じて2～3種類用意しておきましょう。

ザルは野菜を洗うほか、麺類をお湯から上げるときや、水で締める場合に使います。

特に夏の冷やしそうめん時には、ザルがないと作れませんね。

こちらも大小2種類あれば、使い分け可能です。

少し凝った料理で大活躍するのがミキサーです。

必須ではありませんが、料理の幅が広がります。

ドレッシングやソースを作るときのかく拌、スープ作り、フレッシュジュースなど、意外と使用機会は多くあります。

料理に慣れてきたら一台購入しておきましょう。

雑貨屋などでも2000円台で売られています。

他に揃えておきたいものは、おろし金、スライサー、トングです。

普段は滅多に使いませんが、ピンポイントで活用します。

特に、大根おろしや何かを擦り下ろす際には、おろし金が必須です。

スライサーも、包丁で切りにくい野菜を薄切りにするときなどに使います。

トングも、パスタをお湯から上げるときに便利ですので購入しておきましょう。

料理のスタイルは人によって変わります。

揃える調理器具も人によって違いますが、今回ご紹介した調理器具は是非揃えておきたいものです。

料理が楽しくなり始めると、どんどん調理器具が増えていきます。

しかし、最初から全部揃えると、途中で混乱してしまうので注意しましょう。

まずは最低限揃え、料理に挑戦してみて下さい。