ドイツ観光なら大都市バイエルンへ!涼しい気候・ビールなどのグルメ・賑やかな街の魅力を紹介 (2/2)

執筆者: Akiki
バイエルンでの生活

バイエルン人の生活スタイルで、特徴的なことをご紹介します。

 

ビールに寛容

なんと言ってもビールの州。

なんと、仕事の昼休み、酔わない程度ならビールもOKです。

車の運転も、50Oml迄であれば飲酒が許されています。

 

しかし、これはアルコールをよく飲むドイツ人に対して言えること。

肝機能の強くない日本人には有効ではありませんので、くれぐれもご注意を。

 

明るく社交的

バイエルン人は明るく、買物に行くと店員とお客が「ハロー」や「グリュース・ゴット」と挨拶を交わす光景がよく見られます。

とても気さくで、飲み屋などで相席になると、隣の人との世間話が始まるのです。


若者は、友達と飲みに行ったり、外食することが多いです。

ただし年配になってくると外食は減り、家で食べることが多くなります。

街の様子

バイエルンの街の様子をのぞいてみましょう。


少し不便な駅

日本では、鉄道の駅が街の重要な役割になりますよね。

ミュンヘンのように大きな所は別ですが、小中規模の街の駅は、街の中心部から少し離れていて、少々不便を感じます。

駅前も、住宅やホテルだけだったりするため、便利とは言えません。

 

市場

各街の中心部には、シュタットミッテと呼ばれる広場があります。


ここは、野菜や果物を売る市場やクリスマスマーケットなどが開かれる場所。
大きな街では、毎日市場が開かれますが、私の住む小さな街では週に1回の開催です。

 

市場の様子

                    

イベントも開催される市庁舎

街の中心部には市役所もあり、そこでは結婚式やブンデスリーガの祝勝会も行われます。

 

市庁舎

  

教会が多い

キリスト教の国だけに、街の至る所に教会があります。
しかし、最近は、日曜に教会へ通う人は少ないそうです。
もちろん、家ではクリスマスやイースターなどのキリスト教の行事は催します。

ちなみにバイエルン州は、他州に比べて宗教関係の祝日が多いのも特徴。


夕陽に染まる教会

 

守られている街の景観

建造物の高さに制限があるため、建物は比較的低く建てられています。
そして外見も周囲に合わせて作られるので、昔ながらの雰囲気をそのまま感じられます。


高い建物の少ない街並み

 

おわりに

旅行でバイエルンを訪れるなら、6~7月がお勧めです。

朝5時頃から夜9時半頃まで明るく、花と緑の美しい季節です。


太陽を求めて街に繰り出す人々にまみれ、昼間から飲む冷たいビールや、夏限定の青空と日光の下でのイタリアンジェラート、顔ほどある大きさのハート型プレッツェルを味わって下さい。

ミュンヘンで有名な白ソーセージを、甘いマスタードで頂くのも悪くないと思います。

 

公園やお城では、手入れされた庭に咲く色とりどりの花を鑑賞できます。
田舎に行けば、緑や黄金色に輝く畑、刈ったばかりの草の匂い、鳥のさえずりなども身近に感じられるでしょう。

イチゴやブルーベリー狩りなども体験できます。

 

咲き誇る花


日本で過ごす夏とは一味違った、特別な休暇となること間違いなしです。

 
 コラムニスト情報
Akiki
性別:女性  |   現在地:ドイツバイエルン州  |  

2011年夏にドイツに移住してきました。
現在はバイエルン州に住んでいます。
日本に住んでいたときとは違って、のんびりとした田舎で暮らしています。