長野・山梨のワインツアー!星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳のオトナな楽しみ方 (1/2)

執筆者: 小野アムスデン道子 職業:美食旅ライター
はじめに

山梨県産のワイン「キュヴェ三澤 明野甲州2013」が、今年、ロンドンで開催された世界最大級のワインコンクール「Decanter World Wine Awards(DWWA)2014」で日本初となる金賞を受賞し、国産ワインの実力を見せました。


山梨・長野の両県は、天候・気温・土壌の条件が、ワイン造りに適したエリアです。
数多くの銘醸ワインを生み出しています。

そんな山梨・長野の10種類ものワインと地産の食材を生かしたディナーとのマリアージュをはじめ、ワインをテーマにした様々な楽しみを提供するリゾート「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」をご紹介します。

 

「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」

「ワインリゾートの旅」を提案する「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」は山梨と長野の県境の山梨県北杜市にあります。

最寄り駅はJR中央本線小淵沢駅です。

提携ワイナリーとして八ヶ岳の自然を生かしたワイン造りを行う「ドメーヌ ミエ・イケノ」を持ち、地元の厳選した食材を生かしたリストランテ 「OTTO SETTE」で、この「ミエ・イケノ」をはじめとした山梨・長野のワインとのマリアージュを楽しめるスペシャルコースを提供しています。

リゾート内には「YATSUGATAKE Wine house」があり、山梨・長野の銘醸ワインがずらりと並べられています。

 


また、“ピーマン通り”と名づけられたお洒落なお店が並ぶ石畳の回廊では、12月25日まで300本のクリスマスツリーが飾られ、夜にはイルミネーションが輝きます。

 

 

ワインリゾートの旅、まずはワインのスパから

このワインリゾートで、ユニークなのは、日本初のワイン醸造用葡萄を使ったスパトリートメントの「VINO SPA ®(ヴィノ・スパ)」です。


最初のフットバスには赤ワインが注がれ、提携ワイナリーの「ドメーヌ ミエ・イケノ」のメルロー種の葡萄の搾り粕を使ったVINOスクラブで、トリートメントをします。

 

フットバスからワインを贅沢に使い、香りが立ち上ります。


また、建築家マリオ・ベリーニが手掛けたモダンながらイタリアの山岳都市を思わせる建築に、高さ1.2メートルの波の出る「イルマーレ」と呼ばれる全長60mものプールもあります。

 

森の中の海「イルマーレ」では広々としたプールに波も。

 

専用サーバーで自由に試飲、その場でゆっくり楽しむことも

「YATSUGATAKE Wine house」では、山梨“勝沼”や長野“小布施”のワイン名産地から選りすぐりのワインを24種類揃え、試飲や販売をしています。
専用サーバーにカードを差し込んで、試飲したいワインボタンを押せば、試飲グラスにワインが注がれる仕組みです。

試飲の量は3段階あり、1杯25ミリリットルで150円から試すことができます。

 

専用サーバーで試飲ワインを選び、ボタンを押すだけ。

 

高価なワインも、まずはこの試飲で気軽に試すことができます。

ワインをここでゆっくり楽しめるように、ちょっとしたおつまみを頼めるコーナーや、隣の「ブックス&カフェ」で選んだ旅や料理の本を見ながらの一杯も楽しめます。

 

「ブックス&カフェ」からワインと一緒に楽しめる本を選んで。
 
 コラムニスト情報
小野アムスデン道子
性別:女性  |   職業:美食旅ライター


海外・国内旅行、グルメ・レストラン、スパ、ライフスタイルの専門家
ロンリープラネット日本語版(メディアファクトリー)編集マネジャーを経て、旅を楽しむライフスタイルの提案を様々なメディアで執筆。日本旅行作家協会会員。