これぞアメリカンレトロ!アンバーカラー食器の魅力と使い方
ビンテージ食器の中で、冬の時期に良く似合うのが、暖かみのあるアンバーカラーの食器です。
琥珀色の透き通る食器には、どこか懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
昭和の時代には良く使われていましたが、最近は見ることが少なくなったように思います。
アメリカでもそれは同じで、アンバーカラーのものはビンテージ品が多く見受けられます。
今回は、そんなアンバーカラーのビンテージ食器をご紹介します。
アンバーカラーは、シンプルで合わせる食器を選ばず、さらに不思議と飲み物や食べ物を美味しく見せてくれる色です。
特に、大人向けのちょっとビターな飲み物やスイーツは、この深い飴色がとても良く似合います。
同じ形の食器でも、アンバーだけ値段が高いと言うことも良くあり、それだけ人気のカラーだと言えると思います。
レトロな雰囲気も大きな魅力です。
アンバーの中で、特に人気があるのがマグカップです。
コーヒーを入れると、透け感に微妙な差が生まれ、とても綺麗な一方、大人の男性に似合う良さがあります。
実際、同じデザインのマグカップでも、アンバーカラーのものとミルクグラスで出来たものとでは、下の写真のように雰囲気ががらっと変わります。
上)Fire King キンバリー
下)Fire Kingレンジャー
例えばお客様に、食事とともにお水を出すような時、アンバーカラーのタンブラーはただの水を少しだけ特別にしてくれます。
クリアガラスのタンブラーに入っているよりも、アンバーのタンブラーに入っている方が、水の無機質なイメージを和らげてくれるからです。
逆に、ソーダ類を飲むとき、または暑い夏に冷えた飲み物を飲む時には、アンバーではなくクリアガラスの方がすっきりとしていて、似合うように思います。
左)Libbey バタフライゴールド
右)Libbey チェリー
同じアイスを入れても、カップによって受ける印象が変わります。
クリアガラスの方が見た目も可愛く、アイスを美味しく見せてくれる気がしますが、寒くなってからアイスを味わう時には、なぜかアンバーのカップで食べたくなります。
特にキャラメルやチョコレート、ナッツ系のアイスは、アンバーカラーのカスタードカップがぴったりです。
ティラミスやプリンもとても良く合いますし、あんみつのような和スイーツも似合うのではないかと思います。
上)Fire King
下)メーカー不明 1960年代サンデーカップ
素朴なケーキの良さを引き立ててくれるのが、アンバーカラーの焼き型です。
焼き型ごと出すと、見た目にレトロで暖かな印象を受けるのはもちろんのこと、ガラスは保温性に優れていますので、ケーキを温かいまま保ってくれるのも嬉しいところです。
Fire King
アメリカンビンテージのアンバーカラーの食器たち、いかがでしたでしょうか。
これらの良さは、先に述べたようなアンバーカラーの魅力に加え、耐熱性に優れていて、オーブンでも電子レンジでも使えるものも多いため、使い道の多様性があるということです。
そして、無骨な印象すら受ける深い琥珀色と、厚みのある作りが特徴と言えると思います。
これからの時期、ガラスなのに暖かみを感じるアンバーカラーを、ご自分用に、もしくは彼氏やご主人用として手に入れてみてはいかがでしょうか。
アンバー色のマグカップに小さなチョコレートを詰めて、リボンでラッピングをし、バレンタインにプレゼントしたりしても素敵ですね。
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