お砂糖天国、タイ!バンコクで売られているシュガーの種類と使い方 (1/2)
タイは、砂糖の生産量が世界第5位、輸出量が第2位となっており、世界有数の砂糖の生産・輸出国と言えます。
※2014年10月、国際連合食糧農業機関(FAO)発行の『Food Outlook BIANNUAL REPORT ON GLOBAL FOOD MARKETS』より
日本も、タイから原料糖(粗糖)を輸入しています。
タイにはタイならではの旨味や香り、辛さを感じられる調味料がたくさんありますが、今回はバンコクで販売されているお砂糖についてご紹介したいと思います。
日本でお砂糖といえば上白糖が一般的ですが、世界では、もう少し結晶が大きく、さらさらとしたグラニュー糖がよく利用されています。
外国人が大勢居住しているバンコクでも、グラニュー糖は豊富にあります。
Thai Roong Ruang Sugar Groupの「Caster Sugar」はグラニュー糖として、「LIN PURE ICING SUGAR」は粉糖として、日本で買う製品とほぼ同様に、パンやお菓子づくりや、デコレーションをする際に使うことができる商品です。
また、ISO 9002及びISO 14001の認証を得ているThe Wangkanai Groupは、コーヒーや紅茶に入れて使っても美味しいザラメの他、近年、環境に配慮したオーガニックシュガー作りにも力を入れています。
日本の沖縄・奄美地方で生産されている黒砂糖に近い味わいの「ブラウンシュガー」もあります。
お料理、黒糖パンや黒糖スイーツ作りに使っている人もいます。
ココナッツシュガーは、ココナッツの果実で知られるココナッツパーム(ココヤシ)の花蜜糖から作られたヤシ糖で、ブラウンシュガーに近い甘みがあります。
タイ産のココナッツシュガーの特徴は、他国のものと比べて固形に近い状態です。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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