タンポポジャムをお土産に!世界一小さな町、ベルギー「デュルビュイ」の観光旅行
都市機能を果たす街として「世界一小さな町」で有名なのが、ベルギーのワロン地方に位置するDurbuy(デュルビュイ)。
舌を噛みそうな名前ですが、おとぎの国という名前がぴったりの、まさに絵本の中に出てきそうな可愛らしい町です。
人口は500人足らずですが、その割りには高級レストランやホテルが多く、本格的なアルデンヌ料理が楽しめます。
グルメの街としても知られ、食通達に愛され続けているデュルビュイには、皇太子殿下と雅子様が訪れられたという高級レストランもあります。
また、小高い丘の上には、9世紀に建てられたというデュルビュイ伯の城館が建っています。
毎年11月の終わりから12月にかけては、町の中心の広場にクリスマス市が並び、イルミネーションがとても綺麗です。
マーケットでは、クリスマスにちなんだものが色々と売られていますが、食べ物屋のブースでは、赤のホットワインを飲むことができます。
ベルギーといえばビールがあまりにも有名ですが、この時期にしか飲めないホットワインはぜひ試してみたいところ。
もちろん、デュルビュイビールも有名ですので、ビール好きの方はぜひクラフトビール(地ビール)を飲んでみて下さい。
この町で有名な物の1つに「タンポポジャム」があります。
その名の通り、タンポポで作ったジャムですが、苦味はなく柑橘系の風味。
蜂蜜のように甘く、とろりとしていてとても美味しいので、お土産にお勧めです。
タンポポジャムは、パンに塗って食べるのも良いのですが、ヨーグルトにかけて食べるのもお勧め。またハードタイプのチーズとも相性抜群ですので、ぜひ試してみて下さい。
伝統的な製法で作られるジャム工房のショップが町の中にあり、名物のタンポポジャムのほか、香り付けしたヴィネガーやリキュール、花や果物のゼリーなども売られています。
大きさにもよりますが、お値段も2ユーロ前後からありますのでお土産にも良いですね。
なお、ジャムはビンに入っていますが、帰国の際、機内持ち込みの荷物に入れておくと空港のセキュリティーチェックで液体物扱いになり、没収されてしまいます。
必ずスーツケースの中に入れて持ち帰りましょう。
タンポポクリームは、綺麗な黄色いタンポポ色した、とてもなめらかで伸びの良いクリーム。
足用と手用の2種類があり、カサカサに乾燥する冬場に活躍しそうです。
タンポポは女性ホルモンを活発にする美肌効果があるそうなので、ぜひ入手したいですね。
世界一小さな町には、様々な楽しみ方があります。
ベルギーを訪れる際は、ぜひこのデュルビュイへ足を運んでみて下さい。
タンポポジャムとタンポポクリームは必須ですよ。
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