こんにちは、タロット占い師のゆきこです。

タロットは枚数が多く、覚えるのが大変と挫折する方も少なくありません。
しかし、興味を持ってカードを見つめていくと、イマジネーションが高まりカードの意味もスッと心に浮かんできます。

あまり構え過ぎず、好奇心を持ってタロットを手に取ってみて下さい。

枚数の多さに、どうしてもタロットを躊躇してしまう方は、22枚からなる「大アルカナカード」と呼ばれるカードだけで占うと良いでしょう。

全てのタロットを使わなくとも、占うことは可能なのです。

占い師によっては、大アルカナカードしか使わない人もいるのです。

タロットカードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナに分かれ、計78枚のカードがフルセットになります。

アルカナは、ラテン語の「神秘」「秘密」「秘儀」が由来です。

大アルカナカードは、1～21までの番号を振られたカードと、番号がない「愚者のカード」の22枚から成立。
22枚あることから、ヘブライ文字の22文字や生命の木と関連付けられたりします。

また、大アルカナカードは、一般的には重要なメッセージを伝えていると言われており、とても重要視されているカードです。

扱われているテーマが大きいからでしょう。

大アルカナカードは、人間が成長していく過程を22段階で描いています。

人生の始まりを0番の愚者で表し、残りの21枚のカードは、出会う人達であったり、起こりうる自分の姿、状況、時に自分の心の奥を描いています。

心を静めてカードを見つめると、その時の自分の状況を映し出しているように思えるので不思議です。