はじめまして、ウォーキングアドバイザーの田邊美穂です。
今回は姿勢が悪くなり始める時期と、改善方法についてご紹介いたします。
姿勢が悪くなり始めるのは、周りの視線が気になりはじめた時期からなのです。
たいてい小学1年生位になると、同じクラスのあの子が可愛い、テレビにでているアイドルやファッション誌のモデルが可愛い、と気になり始め、鏡にうつった自身と、なりたいあの子を比較してしまったら、心の成長と共に姿勢が悪くなるスイッチが入るのです。
幼い2歳児は、まだまだ視野が狭く、自分らしくふるまっていますよね。
可愛いと言われながら育てられてきた子、周囲と比較されながら育てられてきた子、メンタルが強い子、弱い子。
分かれてくる瞬間は必ずあります。
自信に満ち溢れている子に、猫背はいません。
世の中には、両方のタイプがいらっしゃいます。
猫背で視線が落ちている子の話を聞くと、ニコッと笑った表情が可愛いのに、周りの目が気になって仕方がないと言います。
そんな時は、必ず家族や友達が毎日1回、性格やボディー、顔のパーツなど、どこか一ヶ所、可愛いと言ってあげてください。
褒めるだけではなく、アドバイスなどをして、良い部分を一緒に引き出すことも重要です。
これを続けると、気持ちもアガり自信に満ち溢れ、堂々と胸をはり視線も上を向き、性格も明るくなってきます。
一歩一歩の歩幅の大きさでも、一緒のことが言えます。
歩幅が広く、躍動感ある歩き方。歩幅が狭く、スローで内股。
その歩き方の違いは、必要な筋肉に働きかけながら歩いているのかいないのかにも関係します。
スローで内股というのは、歩く筋肉を活用していない歩き方です。
よって、足首が内に入り、股が開き気味になるのです。
これがO脚のはじまりです。
姿勢や歩き方に『メンタル』が関係しているということは、実はあまり知られていませんでした。
ウォーキングレッスンは、ただ歩くだけではなくメンタル強化にも繋がってます。
例えばよくあるのは、小さい頃から皆より背が高いと、埋もれたい一心で、ついつい猫背になってしまう。
家族や友達、先生など、誰かの一言で"背が高いこと"に自信を持てば、猫背も改善するのです。
あなたの良いところをきちんと見ている人が必ずいます。
うつむかずに歩くように心掛けましょう。
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