こんにちは、パーソナルスタイリストの望月 弥生です。
パーソナルスタイリングというお仕事を通して、
「"さりげないけどなんとなくオシャレ"になりたい」
「"シンプルだけどなんだか素敵"になりたい」
というお声をよく聞きます。
今回は、"ただの地味"にならない「シンプルでベーシックな洋服を素敵ファッションに見せるコツ」の第一歩、「洋服のサイズ選び」についてご紹介したいと思います。
店頭や通販で普段購入する既製服(あらかじめ特定のサイズで用意された既製品)では、自分の身体にぴったりフィットするサイズにはなかなか出会えません。
ですが、その服が自分にしっかりフィットしているか否かによって、その服本来のデザインやシルエットがキレイに出るかどうか="おしゃれで素敵"に見えるかどうかが決まってくるのです。
自分に最も合った、そして、自分を一番美しく・カッコよく見せてくれる、ベストのサイズを着ること。それが、おしゃれになるための一番の近道です。
洋服は、シンプルであればあるほど、サイズを厳選する必要があります。
サイズ選びの大切さ
「なんだ、そんなこと?」そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、"本当に自分にあったサイズ"を購入できていない方は意外と多いのです。
いつも9号だからと言って、何を買うにも9号を選んではいませんか?
実は、9号、7号、11号などのサイズごとに、決まった規定や寸法があるわけではありません。
そのため、メーカーやブランド、洋服のシルエットやデザイン、時代によって、同じ表記サイズであっても、大きさはかわってくるのです。
また、体型の特徴によって、似合うサイズが変わることもあります。
たとえば、ウエストとヒップの差がふつうより大きい方の場合、フレアスカートは9号で、タイトスカートでは11号が似合う、ということがあります。
ヒップまわりにゆとりのあるフレアデザインであれば、ウエストに合わせると9号がジャストサイズになり、ヒップにぴったりするタイトなデザインであれば、9号ではヒップまわりがキツくなる、ということもあるからです。
パンツもスカートも、ボトムスのサイズは基本、ヒップに合わせて選びます。
それでウエストがゆるくなってしまう方は、お直しに出されることをお勧めします。
大切なのは、7、9、11号や、S、M、Lといった記号に惑わされず、本当に自分の身体にあった、自分を一番綺麗に見せてくれるサイズを選ぶことです。
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