こんにちは、フローリストの宇野知子です。
いよいよ、卒園・卒業シーズンの到来ですね。
4月になれば、入園・入学の新しい春が始まります。
今回は、簡単に手作り出来る、アーティフィシャルフラワーのコサージュをご提案します。
アーティフィシャルフラワーとは、主にポリエステルやポリエチレンなどの素材で作られた花のこと。
いわゆる『造花』です。
近年、生花のように、よりリアルに再現されるようになり、劣化しにくいことから、さまざまなニーズで使われています。
花屋さんや雑貨屋さん、インテリアショップなどの店頭で販売されている他、専門店などもありますので、好みのアーティフィシャルフラワーを探してみるのも楽しいと思います。
その名の通り、ワンポイントですから、1輪だけのコサージュです。
1輪だけのコサージュですから、花の組み合わせを悩むこともなく、インパクトがあり個性的に演出できます。
アーティフィシャルフラワーで大きめの1輪を選ぶことがポイントです。
また、花首の高さが低く、平たいタイプのものがおすすめです。
色もさまざまですが、お洋服やハンドバッグなどとの組み合わせを考慮し、セレクトしましょう。
- 台付きコサージュピン
写真のタイプは安全ピンとクリップのダブルの方法で付けられます。
- 大輪のアーティフィシャルフラワー
デザイン状必要であればアーティフィシャルフラワーの葉もの数枚。
葉は大輪の花の茎についているものもあります。
- グル―ガンもしくは強力接着剤
グル―ガンとは、シリコンの芯を熱で溶かし、接着させる道具のことです。
- 強力接着剤
多用途用・革用・プラスチック用など。
1.土台に(グル―ガンもしくは強力接着剤で)接着剤を適量つけて、花首でカットしたアーティフィシャルフラワーを貼り付けます。
写真のように花の下に葉を付けたい場合は、葉から先に貼り付けましょう。
2.葉の上には、さらに接着剤をつけてから花を貼り付けます。
3.少しの間接着面がずれないように押え、しっかりフィットさせます。
接着剤が乾くまでは、そのまま置いておきましょう。
お洋服の胸元のアクセントとして、ショルダーコサージュ。
ハンドバッグの飾りとして、バッグコサージュ。
髪飾りのポイントに、ヘアコサージュ。
また、ストール留めやマフラー留めとしてもお使い頂けます。
使わない時は、器に飾ってインテリアとしてお楽しみ下さい。
世界にひとつだけの手作りコサージュ。
コーディネートを自由に楽しむアイテムとして、お試し下さい。
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