はじめに

ウォーキングアドバイザーの田邊美穂です。

今回は、『基本の立ち姿勢』についてご紹介いたします。

 

 

基本の立ち姿

基本の立ち姿とは、先ず、俗にいう壁立ちがあります。

壁につけるポイントは、後頭部・左右の肩甲骨・お尻・かかとです。

 

  • ただ壁につけるのでなく目線はまっすぐ顎をひく
  • 腰部分に拳1個入らないこと
  • 左右の膝をつけ正面からみて隙間をつくらない
  • つま先は拳1個ひらく

 

胸とお臍をなるべく遠くに離し、お腹部分に1本の縦ラインが入るイメージで筋肉を緊張させます。

悪い姿勢とは

基本の立ち姿勢を実践したとき、必ずいらっしゃる悪い実例がこちらです。

 

 

首の角度が左右どちらかに曲がっている

 

首がまっすぐ上に伸びてなく、前に突き出ている

横から見ると顎が前に突き出ています。

 

肩の両サイドのラインが平行ではない

上がっていたり、下がっていたりしている場合。

 

肩甲骨周りの筋肉が凝り固まって、肩のラインが内に入るような緩いアーチ型である

そのため、まっすぐ下に降ろした手がカラダの横ではなく、大転子を触るかのように内に入り込んでいます。


腰のラインがS字型と究極に腰骨が曲がっているため、拳が余裕で入る

 

正面から見て、骨盤の高さ(大転子)が違う

 

両膝がつかない(O脚)

 

両脚の長さが違う

 

これらの姿勢は、日常生活の悪い姿勢が原因となっているのです。
壁と、壁に立った時に映る全身鏡があれば、ご自身でもチェックできます。

正しい姿勢のチェックポイント

ウォーキングレッスンでは、先ずご自身の姿勢から向きあうところから始めます。

 

  • PCやスマホを触っているとき首の位置はどうなってますか?
  • ご飯を食べるとき、どちらが噛みグセですか?
  • バッグを肩にかけるとき、腕にかけるとき、手で持つときは決まってどちらで持ちますか?
  • 高いヒールを履いて歩いているとき、膝は曲がっていませんか?
  • 腰に負担かかっていませんか?
  • 脚は左右どちらの脚で組んでいますか?
  • 正座をしたとき、上半身はまっすぐ上の伸び、お尻は両脚首の上にちゃんとおいてますか?

 

細かくチェックや分析をし、日常生活の悪い姿勢から正します。

 

おわりに

基本の姿勢ができてないと、基本の歩きはできません。
たかがウォーキング、されどウォーキング。
健康や美に繋がる、正しいウォーキングを心掛けましょう。

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