はじめに

こんにちは、エステティシャン・ダイエットインストラクターの石田美和子です。

 

さて、季節の変わり目に、お肌が荒れやすいのは何故でしょうか?
その理由には、ダイエットとの親密な関係が存在します。

 

 

季節の変化が、自律神経を刺激する

自律神経とは、活動型の「交感神経」と休養型の「副交感神経」の2種類があります。

 

精神的ストレスによる自律神経の乱れ

現代では、精神的ストレスにより自律神経が乱れてしまっている方が少なくありません。

 

日常生活のストレスにより、交感神経が優勢になってしまうこともあれば、やる気が起きずにダラダラと過ごしてしまって、副交感神経が優勢になってしまうこともあります。

 

気温の変化は肉体的ストレスに

また、特に季節の変わり目では、日によって気温の変化が激しく、人間の身体に肉体的ストレスを与えます。

これもまた、自律神経を乱す原因の一つになっています。

 

身体の巡りとお肌の関係
自律神経が乱れると血行不良に

自律神経が乱れると、身体の循環に大きく影響を及ぼします。


交感神経が過剰に優勢な場合は、血管が収縮しすぎて血行不良・冷えの原因になります。
副交感神経が過剰に優勢な場合は、血管が弛緩しすぎて、これもまた血行不良・ため込みやすい状態へと繋がります。

 

血行不良は、肥満や面やつれの原因に

血の巡りが悪いと、栄養がうまく全身に運ばれないことで代謝・免疫力が下がり、老廃物の排泄機能が弱まります。

 

結果的に太りやすく、もしくは必要な栄養が身体に吸収されずに排泄されることで、やつれたように見られてしまったりします。

 

 

お肌は、内臓の鏡

このような状態が起きた時に、目に見えて現れやすいのが、身体の外部であるお肌や髪の毛です。

お肌=内臓の鏡と言われています。


代謝・免疫力の低下によって正常に活動ができなくなった身体は、内部の修正に一生懸命で、生命に関わらない外部のお肌や髪の毛は、後回し扱いをされます。


ということは、視点を変えると、カラダの信号を一番にキャッチするのが、お肌と髪の毛ということになります。

 

今、行っているダイエットのバロメーター = お肌

ダイエット当初は、身体に溜まったものが出てくる意味で、一時的にお肌が荒れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。


ただ、長期的に治らない・肌荒れにずっと悩まれている方は、美顔の意識からダイエットへと意識転換してみることをお勧めします。

 

ダイエット≠減量

ダイエットとは、減量ではありません。
正しい生活習慣・活動習慣・適度な休養とメンタルを、自分のライフスタイルに無理なく組み込み、継続していくかが重要です。

 

ストレスに強い体作りが、美肌への近道

ストレスを無くすことは難しいですが、ストレスに強い身体作りがダイエットとなり、結果的に美肌へと繋がります。

 

ピーチ肌を手に入れる簡単ダイエット習慣 5つ
こまめに動く

運動が苦手な方も、ウィンドウショッピングや普段の生活の中でこまめに動くことで、身体の体温も上がり、滞りやすい血流を促してくれます。
血流が良くなると、お肌の血色もよくなります。

 

ゆっくりと深呼吸をする時間を作る

現代人は、ストレスなどで呼吸が浅く、交感神経が優勢になってしまっている方が多くいます。

 

 

ゆっくりと深呼吸をすることで、生理的にも副交感神経が優位になり、血管が拡がり、末梢部の血行の改善へと繋がります。

 

ヨガなどお勧めですが、苦手な方は、この時間を意識してあげましょう。

 

笑う

笑顔には、多大な美容効果があります。

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