背中痩せしたい!背中の肉を落とす方法
こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
薄着になる季節、体型が気になる方も多いのではないでしょうか。
お腹に比べると、背中は目が届きにくいので、知らない間に肉がついていた…ということが起こりやすいものです。
今回は、背中に肉がつく理由と、肩甲骨を使って背中の肉を取るエクササイズ、また贅肉がつかないようにするための日常生活の意識ポイントをご紹介します。
年齢を感じる身体の部分のひとつに「肩から背中の丸さ」が挙げられます。
デスクワークや運動不足などで猫背になると、背中の筋肉は、頭や肩、腕が前に引っ張られるのを元に戻そうとして、常に緊張した状態に。
緊張して疲れた背中や肩の筋肉は、疲労物質が溜まり、それを流そうと水分を溜め込むので、パンパンに張った「コリ・むくみ」の状態になるのです。
筋肉がパンパンになると、血管が圧迫されて老廃物が流れにくくなり、余分なお肉がつきやすくなるのです。
つまり、猫背は、背中のお肉の大きな原因となります。
肩甲骨が自由に動くかを確認する方法
- 右肘を曲げて、手首を腰に回しましょう。
- 左手を下から後ろに回して、右の肩甲骨を探してみます。
- 右の肩甲骨の内側に指を入れてみます。
同様に反対側も行ってみましょう。
肩甲骨の内側に入れる手の指は、第一関節までを差し込めると理想的です。
猫背になると、肩や腕が前に重くのしかかるので、肩甲骨が肋骨にべったりとすき間なく張り付きます。
さらに周りの筋肉が凝り固まって、肩甲骨が自由に動かし難くくなってしまうのです。
肋骨に張り付いて動き辛くなってしまった肩甲骨を、凝り固まった筋肉の中から発掘してみましょう。
- 左手で右の肩を触り、肩甲骨の輪郭を探します。
- 骨の外側のキワを指で押しながら、右の肩を上げ下げしたり、腕をねじったり、肩を前後に動かしてみましょう。
ゴリゴリと筋肉が動くのが分かりますか。
こうして肩甲骨全体を掘り起こしていきます。
肩甲骨周辺には、褐色脂肪細胞と言って全身の脂肪を燃焼させるスイッチとなる細胞もあります。
肩甲骨が自由に動くことは、全身のシェイプアップにも効果的なのです。
それでは、肩甲骨周りをほぐして、脂肪が溜まりにくく落としやすい背中を作っていきましょう。
両手を頭の後ろで組み、両肘を羽のように前後に大きく羽ばたかせてみましょう。
腰に手を回してパタパタ
両手首を腰の後ろに回して(手を組む必要はない)両肘を曲げ、肘で前後に大きく羽ばたくように動かしてみます。
両手の指先を肩に触れ、左右の肘を交互に天に向けるように体側を伸ばします。
わき腹や肩はもちろん、背中の筋肉が大きくストレッチされて、コリやむくみ、老廃物が流れます。
できるだけ肘を高く上げるようにしましょう。
両手の指先を肩に触れ、両肘で前から後ろに大きく円を描きます。
背中に肉がつかないよう、日常の姿勢も意識すようにに心掛けましょう。
猫背が解消し、首と肩のポジションが整って、肩甲骨が少し後ろにはがれて動きやすくなります。
猫背を予防し、背中を無理なく伸ばすことができます。
腹筋と背筋のバランスが整い、背中の負担を減らして、流れの良いすっきりとした背中ができます。
わき腹を脇の下へ引き上げるイメージ
これは、お腹やわき腹をすっきりさせるエクササイズと共通です。
背筋が伸び、お腹のインナーマッスルが働くので、背中の筋肉の負担が減り、流れの良いすっきりとした背中になります。
「肩甲骨は上半身の骨盤」とも言われ、上半身の健康状態や姿勢をコントロールしています。
肩甲骨周りを整えて、後ろ姿美人を目指しましょう。
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