はじめに
こんにちは。姿勢から美しく改善する、イメージコンサルタントの鈴木美樹です。
前回に引き続き、顔に最も近くコリが溜まりやすい「首」と「肩」にフォーカスしたコラムをお届けします。
背中は美を語る
「背中」はなんとなくその人の行き様を語っているような捉え方をされることが多いですね。
背筋の伸びた美しい背中は、その人の人間性を映し出しているかのようです。
バックスタイルに磨きをかける
美しい後ろ姿になる為には、背中のストレッチが有効です。
ストレッチの後は、背筋の引き締めを行うことで、さらにバックスタイルに磨きがかかります。
背筋は美しい姿勢を作るために最も重要な筋肉なので、しっかり行いたいところです。
背筋を鍛えると、基礎代謝がUP!
また、背筋は大きな筋肉のため、鍛えることで基礎代謝をグンとアップしてくれます。
運動のステップとしましては、ほぐす→引き締めるが正解です。
では早速、肩から背中の肩甲骨にかけて伸ばしていきましょう。
脇の下のストレッチ
- 四つん這いの体勢になる。
- 図のように、右手を伸ばし、息を吐きながら自分の体重を脇に乗せていく。(約30秒~60秒)
- 反対側も行う。
- 脇のあたりから背中にかけての「伸び」をじわっと感じてください。
- 負荷をかける際には、息を吐きながら行いましょう。
肩甲骨引き寄せストレッチ
- 手のひらを下(お尻側)にして、手をつなぐ。
- 腕を上にあげて、肩甲骨を内側に引き締める。(約30秒~60秒)
- 背中が丸まらないよう、骨盤が真っ直ぐになっていることを意識してください。
- 腕を上げる際に息を吐き、戻すときに吸います。
安全な背中引き締めトレーニング
1. 両手両足を広げて、うつぶせに寝る。
手足を広げる角度は、11時5分を目安にしてください。
上から見ると、手足がXの状態になるようにします。
2. 小指を常に上にして、息を吐きながら左手を右の太ももの位置にゆっくり近づける。
この時、腕の真下に丹田(おへその下10cmあたり)が来るようにします。
3. 手が太ももに付いたら5秒制止し、ゆっくり 1 の体勢に戻る。
4. 反対側も同様に行う。
5. 1 ~ 4 を、10回行う。
- 手先を、目で追いながら行います。
- 手を太ももに近づける際は、息を吐きます。
- 手を付ける方の脚を上げた状態で行うと、さらに負荷がかかり効果的です。
おわりに
普段あまり動かさない部分なので、とても伸びた感じがしたのではないでしょうか?
運動不足の方は、次の日、背中に気持ちよい筋肉痛が来るかも知れません。
筋肉痛が来たということは、背中に効いている証拠です。
美しい背中に一歩近づいたと思えば、筋肉痛も気持ち良く感じるものです。
隙間時間で実践し、美しいバックスタイルを作っていきましょう。
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