タイ旅行、気をつけて!日本人女性が被害に遭いやすい犯罪手口と防犯対処法 (1/2)

執筆者: 旅バンコク
はじめに

毎年たくさんの日本人がタイを訪れ、楽しい思い出とともに無事に帰国されるケースがほとんどだと思いますが、犯罪被害にあう人がいるのも事実です。


毎朝タイのローカルニュースを見ていると、日々凶悪犯罪が起きていることが分かります。

また時には、日本人が被害にあった事件も報道されています。


今回は、タイを訪れる、特に女性の旅行者に起こりやすい犯罪と、その手口・防止策についてお話したいと思います。

 

 

 

油断大敵!「ひったくり」はあらゆる場所で
歩道、追い越しざまに

オートバイに乗った犯人が、追い越しざまにバッグをひったくる事件が発生しています。

バッグを車道側に持たないように、気を付けましょう。

 

歩きスマホは隙だらけ

また、屋外でスマートフォンを見ていたら、突然ひったくられたという事件も起きています。

周囲に注意してください。

 

 

トゥクトゥク乗車中も気は抜けない

トゥクトゥクに乗っているときに、座席に置いた荷物を、バイクに乗った犯人に盗られる事があります。

 

夜間の一人歩きは、やっぱり危険!

夜間に一人歩きの女性を取り囲んで、荷物や財布を奪うバイクの集団が逮捕されました。

夜の一人歩きはなるべく避けましょう。

 

ビーチや屋台では、目の前に置いて注意していても…

屋台や海辺のデッキチェアーで、カメラやバッグなど目の前に置いあるものを、見られていてもお構いなしに、掴んで走って逃げるというケースがあります。

 

タイ旅行、気をつけて!日本人女性が被害に遭いやすい犯罪手口と防犯対処法

 

タクシー利用時の注意点と対処方法
女性単独でのタクシー利用は、なるべく避ける

女性が一人でタクシーに乗って連れ去られ、強姦や強盗の被害に遭う事件が時々発生しています。

特に、夜間に女性一人でタクシーを利用するのは、できる限り避けた方がいいでしょう。

 

 

常に警戒すること

また、昼間でも、目的地と違う方向に向かっていないか、気にするようにしましょう。

車内で話に夢中になったり、居眠りをするのは危険です。

 

もし怪しいと思ったら

道が合っているか運転手にたずね、態度がおかしければ、停車を求め直ちに降りるようにしましょう。

言っても止まろうとしない場合、電話で助けを求めるか、または車両番号などを告げて助けを求めているふりをすると、停車に応じることがあります。

 

危険な場面でどう振舞うか、あらかじめ考えておいても無駄ではありません。

 

お寺や祠で注意したい「ぼったくり被害」

お寺や祠などのパワースポットには、地元の人から観光客まで、大勢の人が願いを叶えてもらおうと集まっています。

 

花や線香の売り込みを巡るトラブル

参拝用に花や線香のお参りセットが売られていますが、これを高く売りつける、ぼったくり被害に遭わないように気を付けてください。

 

 

親切かと思ったら…

花や線香を手渡され、お祈りの仕方までマンツーマンで教えてくれるので、親切なのかと思ったら、お供えした後で高額な代金を請求されることがあります。

 

好意と油断せず、まず初めに有料か無償か、有料であればいくらか確認しましょう。

 

財布の中身は見せない!「見せ金詐欺」

路上で見知らぬ人が親しげに話しかけてきて、近々日本に行くから日本円を見せて欲しいと言われたら、どうしますか?

 

それは、財布を出してお金を見せたり話しているうちに、財布からお金を盗られてしまう「見せ金詐欺」に違いありません。

知らない人に、財布の中身を見せないようにしましょう。

 

気を取られるような出来事は「スリ」に遭う前兆かも

最近は、バンコクの高架鉄道スカイトレインなども混雑していますので、スリに気を付けましょう。

 

ショッピングセンターのエスカレーター降り口で、一人がわざと転び、後ろが詰まって混乱したところで犯行におよぶ集団などもいるようです。

 

街中で人目を引く何かが起きたら、近くにスリがいるかもしれません。

空港の荷物検査で、現金が無くなる?

スワンナプーム空港出国時のX線荷物検査で、財布から現金を抜き取られる事件がおきました。

検査官が、カバンに入れた財布から現金を抜き取ったという事で、警察によるとこのような苦情は多いそうです。

 

財布や貴重品は、カバンの奥やジッパー付き内ポケットに

カバンに財布や貴重品を入れてX線検査機に通す時は、簡単には触れない奥深い場所や、ジッパー付き内ポケットなどに入れましょう。

 

 

 
 コラムニスト情報
旅バンコク
性別:男性  |   現在地:タイ、バンコク、スクムビット  |  

1980年代後半からタイに住んでいます。

ブログ
旅バンコク http://blog.goo.ne.jp/tabibangkok