古き良きイギリス旅行へ!アンティークの街「ルイス」の魅力 (1/2)
ロンドンのヴィクトリア駅から電車で約1時間半、南東イングランドにあるLewes(ルイス)は、城下町の雰囲気を今に残す、歴史ある街です。
洗練されたハイストリートには、おしゃれで個性的なお店が軒を連ねます。
ルイスはアンティークの街としても知られており、ロンドンからの日帰り旅行で訪れたい場所の一つです。
アンティークショップ以外にも見所は沢山あります。
観光名所は全て徒歩圏内にあるので、散策がてら気に入った場所を見つけて、中を覗いてみてはいかがでしょうか。
駅を出てハイストリートに向かう途中に、一軒目のアンティーク・モール「Church Hill Antiques Centre(チャーチヒル・アンティーク・センター)」が見えてきます。
アンティークハントを楽しみたいのなら、中に入ってみましょう。
間口の狭さからは想像できないくらい広々とした店内には、アンティークの数々が所狭しと並んでいます。
銀器から絵画・焼き物・玩具・書籍・民芸品に至るまで、アンティークと呼ぶに相応しいものや、はたまたジャンクと言いたくなるものまで、ありとあらゆるものが揃っています。
アンティーク好きなら、店内を見て回るだけで幸せな気分になれるでしょう。
商品は各ディーラーのストールにディスプレーされており、どれも委託販売になりますが、入り口付近にあるレジで一括して支払いができます。
ほとんどの商品は、ロンドンのショップで買うよりも安価な、お値打ち価格です。
このモールだけでも充分な見ごたえがありますが、ルイスには、他にも大小様々なアンティーク・モールやショップがあります。
特にCliffe High Street(クリフ・ハイストリート)には大きなモールがたくさんありますので、一軒に時間をかけすぎないようにしましょう。
アンティークショップに限らず、大部分の小売店は17時には閉店します。
時間配分を考えて、有意義なショッピングタイムを楽しんでくださいね。
ルイス城の建設が開始されたのは、ノルマン征服直後の1066年頃、イングランドを征服したウイリアム1世によって行われました。
城の落成までには、およそ300年もの歳月が費やされ、この城のシンボルとなっているBarbican Gate(バービカン・ゲート)が完成したのは14世紀のことでした。
大部分の建物は破壊されてしまいましたが、城跡をたどりながらその頂上まで登れば、ルイスの街並が一望できます。
また、隣接する Barbican House Museum(バービカン・ハウス・ミュージアム)では、ルイスの歴史をわかりやすく解説した、ショートフィルムが上映されています。
Anne of Cleves House(アン・オブ・クレーヴズ・ハウス)は、ヘンリー8世の4番目の妻であった同名の妃が、ヘンリーとの離婚の際に与えられた屋敷です。
彼らは結婚当初から折り合いが悪く、わずか半年ほどで離婚したそうです。
その屋敷が、現在は博物館として開放されています。
館内にはテューダー朝の上流階級の家庭の様子が再現されており、当時使用されていたという、重厚な家具がひときわ人目を惹きます。
また、イングランド南東部で盛んであった、製鉄に関する展示も充実しています。
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旅行とマーケット・蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナー。
コレクションのヴィンテージ食器を眺めている時に幸せを感じます。
ロンドン発 -庶民的生活-
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Travel.jp「たびねす」にてガイド記事執筆中
http://guide.travel.co.jp/navigtr/707/
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