はじめに

若返りメイクアップ講師・骨格診断士の桜谷ゆうこです。

 

以前の記事でご紹介しました通り、加齢と共に、髪のトップのボリュームが少なくなっていきます。
トップにボリュームを出すと一気に若返りますし、ボリュームがないと老けて見えます。

 

画像協力:アルバム(ALBUM)渋谷店 http://album-hair.com

 

ヘアケア剤の使い分けが、若々しいヘアスタイルを作るカギ
正しく使わないと、逆効果になっている場合も…

ヘアセットをする際に、スプレーやワックス、クリーム等のスタイリング剤を使用する方がほとんどだと思います。

実はその使用方法が原因で、髪のトップのボリュームをさらに押さえてしまっている方も多いのです。

スタイリング剤は、数種類を「髪の根元」「毛先」など、部分により使い分けることが、素敵なヘアスタイルを作るカギとなります。

 

スタイリング剤のそれぞれの特徴は?

スタイリング剤の種類による役割の違いは、以下の通りです。

ワックス(固い手触りのもの)

毛先など、動きを出した部分を固定する役割。

 

クリーム(柔らかいもの)

根元以外の、髪全体をまとまりやすくする役割。

 

スプレー(ソフトタイプ)

根元・毛先・その他の箇所で、形を固定したい部分を固める役割。

正しい「ワックス」の使い方

次に、それぞれの詳しい使用方法について、見ていきましょう。

 

ワックスは毛先だけに

先ほどお話しした、トップのボリュームを押さえてしまっている方は、ワックスなどの固いヘアケア剤を、毛先だけでなく根元にまでつけてしまっているのです。


ワックスには重みもあるため、トップにつけると髪を押さえつけて、ボリュームがなくなります。

ワックスを使用する際には、髪の量が多く、ボリュームダウンしたい方であっても、トップを避ける方が良いでしょう。

 

 

「クリーム」で髪にまとまりを
髪全体につけるが、やはり根元は避ける

使用感は軽いものが多く、髪全体に使用することで、髪にまとまり感が出てきます。
ただし、やはり根元につけてしまうと、トップにボリュームがないヘアスタイルを作る原因になるので、根元は避けて髪全体に使用するのがお勧めです。

 

 

髪質改善効果のあるタイプも多数

髪のパサつきや乾燥を補修するトリートメント効果のあるものや、UVカット効果のあるクリームも多く販売されています。


スタイリング剤の中では、髪の一番多くの箇所に使用するものなので、気になる方はそのようなものを使うことで、髪質改善にも繋がります。

 

「スプレー」でしっかりキープ

スプレーは 髪の形をしっかりキープしたい際に使用します。


ハードタイプからソフトタイプまで、様々な種類がありますが、ソフトタイプの物であれば、見た目にもきっちり髪をまとめている毛束感が少なく、フワッとした髪質を演出できます。

 

毛先の動きをワックスで形を作った後に、軽くスプレーをかけると、湿気の多い日や長時間動き回る日でも、よりしっかりヘアスタイルをキープすることが可能です。

 

 

特にお勧め!トップのボリュームをキープする方法

髪のトップのボリュームを出すために 頭のてっぺんあたりを 指で逆毛を立てて、その逆毛部分にスプレーをしっかりかけます。

そうすることで、トップのボリュームをしっかりキープし、ふんわりしたヘアスタイルをキープすることが可能です。
このひと手間で、見た目が大きく変わります。

 

おわりに

スタイリング剤をうまく使い分けて、根元から立ち上がる、ふんわり若々しいヘアスタイルを是非楽しんでください。

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