可愛いデザインがたくさん!アイシングクッキーをギフトに贈ってみよう♪
こんにちは、スイーツコンシェルジュの長嶋清美です。
アイシングクッキーを皆さんはご存知でしょうか。
名前は知らなくても、一度は目にした事があるかもしれません。
もちろん知っているという方は、その可愛さに虜になっているかもしれませんね。
アイシングクッキーとは、クッキーにロイヤルアイシングをデコレーションしたものを言います。
ロイヤルアイシングというのは、粉砂糖に卵白を混ぜて練り上げたペースト状のお砂糖の事を言います。
食用色素でお好みの色に着色して、色々なデコレーションを楽しむ事が出来ます。
最近では日本のスーパーでよくみかける粉末状の食用色素の他に、海外から入ってきたジェル状の食用色素がよく使われています。
海外の物は色の種類も豊富なので、手軽に綺麗な色を作る事が出来ますし、色を混ぜ合わせると複雑な色合いが表現出来て、より素敵なクッキーに近づける事が出来ます。
アイシングクッキーは、プチギフトにぴったりです。
シチュエーションによって、様々な形やデコレーションで作る事が出来るので、オリジナリティーを出すのぴったりです。
可愛くしたり、大人っぽくしたり、女の子用に男の子用、そしてお好みのメッセージまで簡単に入れる事が出来ます。
そしてアイシングクッキーという言葉が浸透してきた今、アイシングクッキーはただ可愛い、お洒落というだけでなく、アート作品と言っていい位進化してきています。
シュガーデコレーションの様々な技を使えば、キャラクターをそのままアイシングで再現する、なんて事も出来てしまうのです。
イギリス発祥のシュガークラフト、17世紀のビクトリア時代にお砂糖を使った華やかなケーキが誕生しました。
お酒やドライフルーツをたっぷり浸み込ませたスポンジに、マジパンというアーモンドとお砂糖のペーストでコーティングし、その周りにフォンダンというお砂糖のペーストでカバーしていきます。
そのケーキの上に、お砂糖で作ったお花やレース、お人形や動物などを飾って結婚や出産のお祝いのシーンに欠かせないものとなっています。
そして驚く事に、そのケーキを少しずつカットして記念日の度に食べていきます。
そのため「これは10年前のケーキ」なんて事もあったりするのです。
日本は湿気の多い国なので、それほどシュガークラフトが受け入れられなかったのですが、そのデコレーションの1部であるアイシングクッキーが、いつの間にか進化してオリジナルの道をたどっています。
ケーキを数年持たせるのは怖いですが、クッキーは乾燥させてあるお菓子なので、アイシングした部分をしっかり乾かして乾燥剤を入れて密閉したら、常温で1か月以上は日持ちします。
普通のクッキーなら長くても2週間くらいの日保ちですが、なぜアイシングクッキーだとそんなに日持ちするのでしょうか。
砂糖は賞味期限がありません。それはお砂糖が持っている保存性の高さからです。
そのお砂糖にカバーされているクッキーは、お砂糖の保存性にしっかり守られているという事なのです。
アイシングクッキーを沢山作っておけば、それがそのまま非常食に、なんて事も出来てしまうかもしれません。
アイシングクッキーの人気の高さから、最近はお店に売っていたり、オーダーするだけではなく作ってみたい、という方が多くなっています。
書店にはアイシング関連の本が沢山出ていますし、アイシングクッキー教室も沢山増えてきました。
お菓子を作ろうと思うと、道具や材料もあれもこれも…と構えてしまいますが、アイシングクッキーならクッキーを焼いてロイヤルアイシングを作ってと、楽しく始められそうです。
皆さんも世界に一つだけの、オリジナルのアイシングクッキーを楽しんでみましょう。
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