バレンタインには、手作りアイシングクッキー♡可愛いデザイン&ラッピング方法 (1/2)
こんにちは。アイシングクッキー作家のYuratolinkの関 直子です。
今年もバレンタインの時期が近づいてきましたね。
プレゼントにもぴったりの、愛らしいアイシングクッキー。
今回は、バレンタインにちなんだシンプルなアレンジと、ラッピング方法についてお伝えしたいと思います。
以前のコラム『ギフトにもお勧め!可愛いアイシングクッキーの材料レシピと、着色付けの作り方』では、アイシング数種類のレシピと着色についてお伝えしました。
その要領で準備したアイシングの固さを調節して、クッキーにデコレーションしていきます。
アイシングを固くしたい場合は、粉糖を加えます。
柔らかくしたい場合は、水を加えて調節していきます。
どちらの場合も、少量づつ加えてその都度全体を混ぜ合わせ、様子を見ていきましょう。
アイシングの固さには主に3種類あります。
スプーンやパレットナイフで掬うと、くっついて垂れず、すくった跡にピンとしっかり角が立つ固さ。
口金を使ってお花絞りなどをするときに使います。
スプーンですくうと、掬った跡の角がすぐにおじぎする固さ。
アウトラインや模様、文字を書くときに使います。
スプーンで掬って落とすと、すぐにトロトロと繋がって垂れ、跡が3〜5秒で消える固さ。
ベースを埋めるときに使います。
アイシングの着色、固さ調節ができたら、まず中間の固さのものをコルネに詰めます。
コルネは、OPPシートかオーブンシートを使います。
今回はシンプルなアレンジを3種類ご紹介します。
このアウトラインは、中に流し込む「ゆるめ」のアイシングをせき止める役割もします。
このとき、アイシングの中にある気泡をピックなどで素早く潰し、表面をなめらかに整えます。
これは、乾く間に気泡が浮き上がってアイシングに穴が開くのを防ぐためです。
封をするようなイメージで、ハートのシュガーペーストなどを乗せます。
文字やレース模様を描く「中間」のアイシングは、ゆるいとアイシングが広がり、引いたラインの間が埋まってしまうので固さ調節は重要です。
クッキーに直接メッセージや模様を描きます。
甘いものが苦手な方にもおすすめです。
アイシングは、日付やお名前、メッセージなども自由に描けるので、それだけで心の籠ったオリジナルになりますね。
アイシングが中まで完全に乾くには約1日かかるので、ラッピングはその後に行います。
湿気や破損を防ぐために、乾燥剤や台紙、箱などを使うのがおすすめです。
そして、乾燥剤をいれたらシーリングをして密閉できれば、より良いです。
外気に触れてクッキーの食感が変わるのを防いでくれます。
シーラーは、目にする機会も少ないかも知れませんが、業務用の本格的なものからクリップ式のもの、100円均一のものまで様々です。
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オリジナルのアイシングクッキーYuratolink主宰。
客室乗務員としての接客業を経験後、転職して営業職や事務職などを経て結婚。現在二児の母。
家族のペースを中心とした働き方を模索する中、子供と一緒に作ったキャラクタークッキーをきっかけにアイシングクッキーの世界に魅了される。
ほぼ独学でアイシングクッキーの技術を学び、友人に教えていたのが発展。
現在、おもに兵庫県の三田市にて体験workshopを中心に活動中。
ブログ: http://yuratolink.blogspot.jp/
facebook: https://www.facebook.com/yuratolink
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