ギフトにもお勧め!可愛いアイシングクッキーの材料レシピと、着色付けの作り方

執筆者: 関 直子 職業:アイシングクッキー作家
はじめに

こんにちは。アイシングクッキーの制作をしております、関 直子です。

コラム第2回目の今回は、アイシング数種類のレシピと着色についてお伝えいたします。

 

 

アイシングの種類と分量

アイシングは基本的に卵白と砂糖で作ります。

その作り方にも数種類あり、生卵の卵白を使うものや乾燥卵白を使うもの、水を混ぜるだけのアイシングパウダーを使うもの、さらには卵白を使わず牛乳と粉糖で作るものもあります。

「乾燥卵白」「アイシングパウダー」は、製菓材料の専門店やインターネット通販などで購入できます。
「アイシングパウダー」は、着色料まで入った状態のものが、100均でも購入可能なお店があります。

粉糖と卵白で作る場合
  • 粉糖・・・約100g
  • 卵白・・・約15g

 

  1. ボウルに卵白を入れて溶きほぐし、粉糖を加えてつやが出るまで混ぜる。

 

粉糖と乾燥卵白で作る場合
  • 粉糖  ・・・100g
  • 乾燥卵白・・・3g
  • 水   ・・・15ml

 

  1. 乾燥卵白と水をなじませ10〜20分程度おき、茶こしでこす。
  2. 1と粉糖をあわせて泡立てないようにフォークの背で押し付けるように混ぜる。

 

アイシングシュガーパウダーで作る場合
  • アイシングシュガーパウダー・・・100g
  • 水 ・・・約15ml

 

  1. アイシングシュガーパウダーに水を加えて混ぜる。

 

粉糖と牛乳で作る場合
  • 粉糖  ・・・100g
  • 牛乳  ・・・15ml

 

  1. 粉糖をボウルに入れ、中央にくぼみを作る。くぼみに牛乳を入れる。
  2. ダマにならないよう手早く混ぜる。

 

アイシングの着色

ご紹介したアイシングにお好きな色で着色をして、水や牛乳で固さを調節して様々なアイシングデコレーションをします。

着色料は、ジェル状の食用色素を使う場合が多いですが、天然の野菜パウダーなどでも着色できます。

 

 

ジェル状の食用色素は少量で発色するので、爪楊枝などの先に少量つけて、少しづつ様子を見ながら着色していきます。


野菜パウダーは、水で溶くとダマになってしまうので、茶こしなどで粉をふるいながら着色します。

アイシングの色調節

ジェル状の食用色素は、量を変えたり他の色を混ぜる事で様々な色に変化します。

例えば、ローズ色のみで量を調節したものがこちら。

左から右にいくにつれて、色素の量を増やしています。

 

 
そしてさらに、ローズ色にブラウンを混ぜたものがこちら。


 

また、ローズ色にバイオレットを混ぜると上段のような色に変化しました。

 

 

おわりに

ベースが同じ色でも微妙な調節で本当に様々な表情が楽しめて、無限のオリジナルが生まれるアイシング。ぜひお楽しみくださいね。

 
 コラムニスト情報
関 直子
性別:女性  |   職業:アイシングクッキー作家

オリジナルのアイシングクッキーYuratolink主宰。
客室乗務員としての接客業を経験後、転職して営業職や事務職などを経て結婚。現在二児の母。
家族のペースを中心とした働き方を模索する中、子供と一緒に作ったキャラクタークッキーをきっかけにアイシングクッキーの世界に魅了される。

ほぼ独学でアイシングクッキーの技術を学び、友人に教えていたのが発展。
現在、おもに兵庫県の三田市にて体験workshopを中心に活動中。

ブログ:  http://yuratolink.blogspot.jp/
facebook: https://www.facebook.com/yuratolink

 

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