初心者さんも簡単にできる、基本のアイシングクッキー!作り方とデコレーションレシピ
こんにちは、アイシングクッキー講師の布村 道子です。
さて皆様、アイシングクッキーをご存知ですか?
アイシングと呼ばれる、粉砂糖に卵白と水を加えた物で、表面をデコレーションしたクッキーのことです。
アイシングは、パリパリした食感と甘いお砂糖の味が特徴。
イギリスではロイヤルアイシング、アメリカではフロスティングと呼ばれ、クッキー以外にも、カップケーキの上に施したデコレーションを指すこともあります。
海外では濃色のアイシングが多く、日本では淡色や女性らしいデザインの物が多く見られます。
まずは、アイシングの土台となるクッキーを作りましょう。
- 薄力粉:440g
- バター:200g
- 砂糖:80g
- 卵:1個
- バニラオイル:適量
- 室温に戻したバターを、白っぽくなるまで泡立て器で混ぜ、砂糖・バニラオイルを加えてさらにすり混ぜます。
- 溶いた卵を、2回に分けて入れます。
- ふるった薄力粉を入れてゴムベラで混ぜ、粉っぽさがなくなったら手でまとめます。
- ビニール袋に生地を入れて、めん棒で5mm厚に伸ばし、冷蔵庫で2時間程度休ませます。
- 生地をクッキー型で抜き、170℃に熱したオーブンで16〜18分焼きます。
粉砂糖・卵白・水を使用する作り方もありますが、今回は初めての方でも失敗の少ない、市販のアイシングパウダーを使っていきます。
アイシングバウダーは、粉砂糖に乾燥卵白や香料がブレンドされ、水で溶くだけで使える便利なパウダーです。
- アイシングパウダー:100g
- 水:約15g
- 着色料(アイシング用カラージェル)
- ボウル
- ゴムベラ
- 爪楊枝
- コルネ
1.
ボウルにアイシングパウダー100gと水約15gを入れ、ゴムベラで良く練ります。
ハンドミキサーを使用してもOK。
練ったアイシングクリームを少し持ち上げてたらし、付いた筋が7〜8秒で馴染むくらいの固さが目安になります。
水分量は、その日の湿度によっても変わってきますので、ご注意を。
2.
着色していきます。
爪楊枝の先に着色料(アイシング用カラージェル)を少量付け、それを練ったアイシングクリームに付けます。
この着色料の量で、好みの濃さ・色味に調整しましょう。
慣れない間は、少しずつ色を足していくと失敗が少ないです。
3.
着色が出来たら、アイシングクリームをコルネに詰めます。
コルネは、一辺が約20cmの二等辺三角形のセロハンを、クルクル巻いて円すい状にして作成。
クッキングシートで代用することも出来ます。
準備が整えば、あとは、焼いたクッキーを、アイシングクリームで好きな模様やデザインにデコレーション。
何色か準備すると、デザインのバリエーションも広がりますね。
一見、手作りは難しそうに見えるアイシングクッキーですが、意外と簡単にできてしまいます。
色々なデザインの物を作って、味も見た目も楽しんでみて下さいね。
|
|
JSA認定・アイシングクッキー講師の布村道子です。福岡市内のアイシングクッキー教室merrybee cookies主宰。株式会社ハローリッツ代表取締役。
作って楽しい!もらって嬉しい!アイシングクッキーの魅力をお伝えしていけたらと思っています。
|
|