父の日の手作りプレゼントに♪ネクタイ型アイシングクッキーの作り方

執筆者: 関 直子 職業:アイシングクッキー作家
水玉ネクタイも、ストライプ柄ネクタイも、どちらも可愛い♡

こんにちは、アイシングクッキー作家のYuratolink 関直子です。


母の日が終わると、次は父の日ですね。
日頃の感謝の気持ちを込めて、いつも頑張ってくれているお父さんに、ネクタイのプレゼント風アイシングクッキーを作ってみませんか。


 

*アイシングの固さ

  • 中間  … スプーンですくうと、すくった跡の角がすぐにおじぎする固さ。
  • ゆるめ … スプーンですくって落とすと、すぐにトロトロとつながって垂れ、跡が3〜5秒で消える固さ。

 

アイシングの技法「wet on wet」

まず、ネクタイのドット柄とボーダー柄にも使っている、wet on wet(ウェットオンウェット)という手法をご紹介します。

wet on wet とはその名の通り、まだ乾いていないwetな状態のアイシングの上に異色のアイシングを重ねて模様をつくる事です。
今回ご紹介するドット模様やボーダー柄の他にも、ハートやお花、チェック柄や矢羽模様など様々なアレンジができる手法です。

水玉模様(ドット)の描き方

1. まず中間の固さのアイシングで、クッキーのアウトラインを引きます。
2. 次にゆるめのアイシングでアウトラインの内側をベース埋めします。

3. そして、あらかじめコルネに詰めておいた、ゆるめのアイシングでドット模様を描きます。

 

このとき、ベース色とドットの色はコントラストがはっきりとわかる異色の方が、模様が際立ちます。


 

手早く行なうのがコツ

また、wetな状態のゆるめのアイシングの上に同じゆるめのアイシングをのせることで、アイシング同士がなじんで表面がフラットな仕上がりになります。


ベースのアイシングが乾き始めると、重ねたドットが馴染まなくなってしまうので手早く作業をするのがコツです。

ボーダー模様(ストライプ)のラインの引き方

ボーダー模様も同様に、wetな状態のベースの上から、コルネに詰めたゆるめのアイシングでラインを引いていきます。


ラインを2色使いにすると、よりネクタイらしくなるのでお勧めです。

 

おわりに

今度の父の日の贈り物に、本物のネクタイさながらのアイシングクッキーを作ってみてはいかがですか?


ネクタイやシャツのクッキー型は、インターネットの製菓材料サイトでも販売されています。
また、ギフトボックス風のクッキーを添えても、とてもプレゼントらしくなりますよね。

 

 

こちらのクッキーは、焼く前のクッキー生地をお好きな大きさにナイフでカットするだけでも簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 
 コラムニスト情報
関 直子
性別:女性  |   職業:アイシングクッキー作家

オリジナルのアイシングクッキーYuratolink主宰。
客室乗務員としての接客業を経験後、転職して営業職や事務職などを経て結婚。現在二児の母。
家族のペースを中心とした働き方を模索する中、子供と一緒に作ったキャラクタークッキーをきっかけにアイシングクッキーの世界に魅了される。

ほぼ独学でアイシングクッキーの技術を学び、友人に教えていたのが発展。
現在、おもに兵庫県の三田市にて体験workshopを中心に活動中。

ブログ:  http://yuratolink.blogspot.jp/
facebook: https://www.facebook.com/yuratolink

 

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