手作りかぎ針編みケースの作り方!小物を収納できるハンドメイド雑貨レシピ (1/2)

執筆者: 久保 麻里子 職業:かぎ針編み講師、ニット作家
はじめに

こんにちは、かぎ針編み講師の久保麻里子です。


 

編物を楽しんでいる方は、道具がどんどん増えて、収納に困ったことはありませんか?

 

今回は、かぎ針・糸きりばさみ・とじ針・まち針など、細々したものもすっきり収納出来る、かぎ針ケースの作り方をご紹介します。

 
かぎ針ケースの作り方
作りたいものをイメージする

 

はじめにケースに収納したい物を確認してください。

縦の長さは20cm(縫い代1cmを含む、完成時18cm)です。

直したいかぎ針の本数や物に合わせて、横の長さは変えてオリジナルのケースを作ることが出来ます。

用意するもの

下記の寸法はかぎ針2・3・4・5・6・7・8・9・10号の8本と、はさみや定規などを直す箇所のあるケースの寸法です。


写真のケースは、本体縦20㎝×横47㎝で作られた物です。レース針や筆記用具、はさみや定規など、収納したい物が多い方はお試し下さい。

 

  • 布  

 本体・・・表(A)裏(B)、各1枚 20cm×23cm

 針先のカバー部分(C)・・・16cm×23cm
 かぎ針のポケット部分(D)・・・11cm×23cm

  • 革ひも又は、レースやリボン・・・30~50cm(ケースに巻く回数で決めて下さい)
  • ミシン
  • 布切りはさみ、糸切りばさみ
  • 目打ち(無くても可)・・・あると布を裏返す時に角がきれいに裏返せます。

 

作り方

① 布を裁断します。

② 本体の表布(A)に飾りたいモチーフやレースがあれば取り付けておきます。

 

4辺とも縫い代が1㎝ですので、飾りがはみ出ないように注意してください。


とじ針やまち針を一緒に直したい方は、ピンクッション代わりに、8㎝以内のお好きなモチーフを編んでください。

③ 針先のカバー部分(C)の布を中表に折り、赤線部を縫い、縫い代を5㎜を残して切ります。
表に返して、端ミシンをかけます。

 

 

④ 本体裏布(B)とCを赤線部、端から5㎜の位置で縫い付けておきます。(しつけのかわりになります)


⑤ ポケット部分(D)の上部を1㎝の三つ折りにして縫います。とじ針・まち針用モチーフを付ける場合は、この時につけます。

 
 コラムニスト情報
久保 麻里子
性別:女性  |   現在地:大阪府  |   職業:かぎ針編み講師、ニット作家

大阪府堺市で、子育てをしながら自宅で
編物教室「m.standard」をしています。

日本手芸普及協会 かぎ針編み講師。
オリジナルのキットも販売しています。

m.standardブログ
http://msta.exblog.jp