北欧在住民のレシピ!簡単「とっておきカルダモンロール」の作り方
スウェーデン在住民が教える、フィーカにおすすめのお菓子レシピ「カルダモンロール」の作り方!シナモンロールが有名ですが、ハーブやスパイスを織り交ぜるのも現地では人気です。
こんにちは、スウェーデン在住のKeikoです。
今回は、スウェーデンのカフェ風にアレンジした、ご自宅でも簡単にできる「とっておきのカルダモンロール(Kardemmumabullar)のレシピ」をご紹介したいと思います。
北欧といえば「シナモンロール」を思い浮かべる方も多いかと思います。
しかし、最近のスウェーデンのカフェやベーカリーでは、カルダモンロールの人気がとても高いのです。
写真は、先日行った地元のお洒落なカフェでの1枚。
スウェーデンのカフェでは、香ばしくて美味しいカルダモンロールがいつでも食べられます。
カルダモン(スウェーデン語で「Kardemumma・カデムンマ」)いうスパイスは、インドなどではカレーによく使われるスパイスですが、スウェーデンではお菓子に使うのが一般的。
冬の時期に食べる「Semla(セムラ)」というお菓子にも、カルダモンがたっぷり使われています。
独特の芳香があり、とても美味しいですよ。
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カルダモンは、粒状とパウダー状がありますが、できれば粒状のタイプをご用意下さい。
また、イーストは、本場のふんわりとしたパン生地の食感を出すために「生イースト」をお使い頂くのが、断然お勧めです。
15〜20個分の材料になります。
- 生イースト:25g
- バター:60g(柔らかくしておく)
- 強力粉:400〜450g
- 牛乳:250ml(人肌に温めておく)
- 砂糖:50g
- 塩:少々
- カルダモン:小さじ 1/2(包丁で細かく砕いておく)
- バター:約50g(柔らかくしておく)
- グラニュー糖:約50g
- カルダモン:小さじ1(包丁で細かく砕いておく)
◎焼く前
- 溶き卵(卵アレルギーの方はなしでもOK)
◎焼いた後
- 溶かしバター
- グラニュー糖とカルダモンを混ぜた物を少々
1.
ボウルに、人肌に温めた牛乳・砂糖・塩を加えて混ぜ、生イーストも溶かします。
2.
そこに強力粉・カルダモン・バターも加え、よく捏ねます。
3.
ラップをして暖かい場所に置き、倍の大きさになるまで一次発酵させます(約30〜40分)。
4.
生地を半分ずつに分け、長方形に薄く伸ばします。
5.
生地にフィリング用のバターを塗り、その上からグラニュー糖とカルダモンをパラパラと満遍なく振り掛けます。
6.
生地を、写真のように3つに折り畳んでから横に向きを変え、さらに麺棒で縦に伸ばします。
縦の幅が大体20cmぐらいになるように伸ばしてください。
ここでの伸ばし方ができ上がりの大きさを左右し、長いほど大きくなります。
7.
生地を包丁(またはピザカッター)で幅約2cmにカットします。
8.
くるくると巻き込んで成形します。
成形の仕方は、分かりやすいように動画をご覧下さい。
スウェーデンでは有名な料理家、Martin Johanssonさんの動画です。
くるくると指に巻きつける成形もポピュラーです。
9.
天板に並べ、生地が倍の大きさになるまで膨らんだら、艶出しの溶き卵を塗り、220度のオーブンで8〜10分焼きます。
10.
カルダモンロールが冷めたら、溶かしバターを刷毛で塗り、グラニュー糖とカルダモンを振り掛けて完成です。
カフェ風のトッピングに仕上がっています。
焼き立ての味は格別ですが、冷凍保存も可能です。
ぜひ試してみて下さい。
カルダモンの香りに包まれ、スウェーデンのカフェでFika(フィーカ:スウェーデン語で、コーヒー等を飲むことを意味する)をしている気分になれるかもしれませんね。
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スウェーデン在住のkeikoです。
現地ならではの情報をご紹介できたらと思っています♪
普段は、自宅のアトリエにて小さな洋裁店(Syateljé keiko olsson)を営んでいます。
北欧ヴィンテージ生地を使った布小物や、北欧生地で作るオーダーメイドのお仕立など、、日本の皆さまへお届けしています。
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