こんにちは、メイクセラピストのみきしほです。
4年後の2019年には、日本人女性の2人に1人が50歳以上になることが明らかになっています。
そう、シニアの世代が到来しているのです。
今回は、ファンデーションの「しみとシワの隠し方」についてです。
メイクとは、顔に絵を描いていくことです。
せっかくメイク技術があっても、キャンパスであるお肌が整っていないと美しくはありません。
また、年齢を重ねると皮膚自体が痩せていきます。
そういった点から、影を消し、丸みをもたして皮膚をふっくら見せるキャンパスが必要になるのです。
「つける」ことと「馴染ませる」ことのバランスが、ムラなく綺麗に影を消す秘訣。
そうすることで、明るく滑らかな肌が生まれます。
- 適量の下地を手の平に取り、両手を擦り合わせて伸ばす。
- 手の平で、顔を包むように全体つける。
- 目元・小鼻・口元の細かい部分は、指の腹で丁寧に。
ファンデーションを点置き&指の腹で顔全体に塗る
- 米粒大のリキッドファンデーションを出し、目の下辺りと鼻筋に点置きする。
- 中指と薬指で、指の腹でパッティングしながら全体に伸ばす。
- 小鼻の周りは、指で押さえて馴染ませる。
- 赤みやくすみの出やすい部分は、残ったファンデーションを指で押さえて馴染ませ、肌を均一に整えます。
コンシーラーは、カバー力の強い、固めの物を選びましょう。
- 肌よりワントーン暗い黄色系の色を、シミの上にトントンと中指の腹で馴染ませます。
- 明る目の色のコンシーラーを、その上に同じく指の腹でトントン馴染ませます。
2色をまだらにするのが、自然に見せるコツです。
シミは隠しすぎないのがコツ。
もう少し隠したいところで我慢して、隠すのは7分目くらいで止めましょう。
隠し過ぎるとその部分だけが厚くなり、かえって目立ちます。
細かいシミは、ブラシで丁寧にコンシーラーをつけます。
リップブラシやトールペイント用の手芸ブラシで代用しても構いません。
- 仕上げのフェイスパウダーを、コンシーラーをつけた箇所に多めにつけて崩れにくくする。
- それ以外の部分は、下からジグザグに上げていく。
- 目の下などのヨレる部分は、パフを2つ折りにして油分を抑える。
メイクの一番最後に、パール入りのハイライトを入れます。
これは、シワを目立たなくするためのメイク技術。
ハイライトを入れることで、光でシワを飛ばす方法です。
ハイライトは、太めのブラシで内側から外側に流すように軽くつけます。
シワに沿ってハイライトを入れること。
シワの部分だけに軽くのせるのが重要です。
ハイライトの色は、白ではなく黄味がかったオフホワイトがお勧めです。
肌馴染みが良く、自然に仕上がります。
トラブルの多い肌には、お肌より1トーン濃い色のファンデーションがお勧めです。
明るい色は浮いた感じになり、化粧をした感が出てしまいます。
近所にお買い物へ行く程度の普段使いなら、化粧下地とシミを隠すコンシーラーだけで大丈夫です。
ファンデーションは省いても良いです。
但し、フェイスパウダーは必ずつけましょう。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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