身体作りには糖質が欠かせない!

こんにちは、パーソナルトレーナーの和泉です。


今回も糖質(炭水化物)、身体作りと糖質についてのお話です。


低糖質(低炭水化物)ダイエットは、根強い人気があるようですが、トレーニングをしてキレイな身体を作るには糖質がとても大切です。
糖質を摂る事でトレーニングの効果が高まります。


効果的に身体を引き締めたい人は、糖質制限するのではなく積極的に糖質を摂る必要があります。

 

 

そもそも糖質と脂質、どちらを減らせば良いのか?

ダイエットを成功させるには、カロリー収支をマイナスにしないといけません。
そのマイナスにするカロリーを、糖質と脂質のどちらを減らした方が良いのでしょうか。


実際に、糖質と脂質でどちらを減らした方が脂肪を減らせるか、長期的に追いかけたデータもあります。
その結果、糖質を減らした方が効果が早い事が分かりました。

 

長期的に見ると最終的に差はなし

ですが、長期的にみた最終的な結果には差はありません。
最初の3~4ヶ月後くらいまでは、糖質制限の方が脂肪が早く落ちる傾向にあります。
ですが、1年と言う長い期間でみた場合は、結果的には同じくらいの差になります。


ダイエットは長期的にやり続けないといけないので、糖質を制限してもあまり意味がないと言う結果なのです。
また、糖質制限はリバウンドをしやすいので注意が必要です。

筋肉の成長・維持には糖質が不可欠

どんな形であれ、脂肪は最終的に筋肉で燃焼されます。
脂肪を減らすには、脂肪を燃やす焼却炉である筋肉を増やし、代謝を高める必要があります。


さらに、筋肉をつける事で身体は引き締まり見た目も良くなります。
ダイエッをして綺麗な体型を手に入れるには、筋力トレーニングが必要不可欠になります。


そのトレーニングを効果的にしてくれるのが、糖質なのです。

 

 

筋肉=プロテイン(タンパク質)じゃない!

筋肉を成長・維持させるには、トレーニングだけでなく栄養摂取がとても大切です。
栄養と言えばプロテイン(タンパク質)を思い浮かべるかもしれませんが、身体はエネルギー源である糖質が少ないと、筋肉を分解しエネルギーを作ろうとします。


脂肪だけが使われれば良いのですが、そう都合よくはならないのです。
身体に必要な筋肉を分解してしまうわけですね。

 

糖質を制限したままだと、筋肉はつかない

糖質は、筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄えられています。
身体に十分なグリコーゲンがあるとタンパク質(筋肉)を合成させるスイッチがオンになりますが、糖質を制限してグリコーゲンが少ない状態だと、タンパク質の合成がオフになってしまいます。
この状態では、いくらトレーニングをしても筋肉が合成されない状態になってしまうわけです。


糖質を極度に制限してプロテインを飲んでも、おそらく筋肉はつきません。
筋肉によるボディメイキングの為には、タンパク質だけでなく糖質の摂取にも注意を払う必要があります。

 

 

さいごに

糖質の摂り過ぎは、肥満や老化の原因になるのでもちろんいけません。
ですが、筋肉の成長・維持に糖質はとても大切な役割をしています。


大切なのは、摂り過ぎないで必要な量を摂る事です。

身体に必要な最低限の糖質は摂る必要があります。


これは糖質に限ったことではありませんが、どんな栄養素でも摂り過ぎれば身体に害を及ぼします。
問題なのは摂り過ぎている事で決して太るのも糖質(炭水化物)を摂るからではありません。


食事は栄養バランスを考えて食べましょう。

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