リスボンから車で1時間!ポルトガル屈指のリゾート地「ナザレ」観光スポット
ナザレはポルトガルの首都リスボンから車で約1時間程の所にあります。
ナザレというのはイスラエルの地名ですが、ここポルトガルのナザレは、とある修道士がイスラエルから持って来たマリア像に由来する地名だそうです。
また、フランス映画「過去をもつ愛情」の中でポルトガルの国民的ファド歌手、アマリア・ロドリゲスが唄った「暗いはしけ」で有名となった漁村です。
コスタ・デ・プラタ(銀の海岸)に面した人気のリゾート地で、ポルトガル人のみならず世界中から観光客が訪れます。
海岸通りにはブティック、お土産屋さんの他、沢山のレストランが軒を連ねていて、美味しいシーフードを堪能することが出来ます。
イワシの塩焼きやカニはとても有名です。
すっきりとしたポルトガルの白ワイン「ヴィーニョ・ベルデ」(緑のワイン)によく合います。
なぜ、緑のワインという名前なのかといえば、緑色をしているからではなく、若いワインなのでこう呼ばれます。
完熟前のブドウから作られるのでアルコール度数も9%と低く、微炭酸の爽やかな口当たりでシーフードとの相性は抜群です。
浜辺では、アジの開きを天日干ししており、その風景はまるで日本の漁村によく似ています。
海岸通りの一帯は、プライア地区と呼ばれており、ここからケーブルカーに乗ってシテイオ地区まで登って行く事が出来ます。
シテイオ地区の展望台から眺めるナザレの海岸線は、まるで絵の様な美しさです。
丘の上から見下ろすナザレの町、波の荒い雄大な大西洋に沈む夕日、聖母マリアの奇跡がおこった礼拝堂等、見どころが満載です。
ぜひとも訪れていただきたい場所です。
ナザレは、今でも昔ながらの伝統衣装を身にまとった女性が沢山います。
7枚重ねの膝丈のスカートは意味があり、「7」という数字は西洋では節目にあたる数だからという事です。
1週間は7日、虹は7色、7つの海。そして7つの波が過ぎると波が静かになるという事から、海に出ている家族の安全を祈願した事がこの7枚のスカートの由来です。
また、年配の女性がふんわりとしたこのミニスカートを穿いている姿も、とても可愛く感じられます。
既婚女性は黒の衣装です。
パッケージ旅行では、なかなか泊まる事がないナザレ。
是非宿泊をして、ゆっくりのんびり楽しい旅の想い出を作っていただきたいものです。
|
|
|
|