クチャクチャうるさい「クチャラー」…原因と注意方法は?食事中や食べるとき、音を立てる人への対処法

執筆者: colonna
食事中に気が散るどころか…

あなたの周りにもいませんか?

食事中、クチャクチャと音を立てて食べる人が。

 

知らない人であればその場を立ち去ることも出来ますが、彼氏や家族、友人であればそうもいきません。

かといって直接言うのも気が引ける…。

 

この「食事中に音を立てて食べる人」の心理と、止めて貰うための注意の仕方をご紹介します。

 

 

音を立てている自覚がない

心理も何も、自分が音を立てて食べている自覚自体がないタイプ。

この場合は自覚を促してあげることで、治る可能性が最も高い原因と言えるでしょう。

 

対処法

注意をされるとショックを受けやすいタイプなので、さり気なく以下の方法で気づきを促してあげましょう。

同時に、注意しやすい空気を作り出す必要があります。

 

  1. 「私、食事中に音鳴ってない?」と自らがクチャラーではないかと敢えて投げかけ、話しやすい空気を作る。
  2. 「食べているときに口開いてる?」と尋ねる。高確率で「なんで?」と返ってくるので、その時に「音鳴ってるから」と打ち明けてみる。
  3. 音が鳴ったとき、「いま音立てて食べてるよ!」と指摘する
  4. 無礼を承知でイヤホンか耳せんをつけ、注意をされたときに「どうしても咀嚼音が気になって…」と打ち明けてみる。

 

「汚い」ではなく「イライラして気になる」という方向で止めて貰うようお願いすると、プライドを傷つける度合いも少なくなりそうです。

 

それが普通だと思っている

育ってきた環境で、例えば周囲が同じように音を立てて食べていた場合、それが普通なのだと自らもそうなってしまう可能性があります。

 

くちゃくちゃ音を立てて食べることは大抵の人は嫌がりますので、側に集まる人も自然と同類が多くなります。

このことがさらに「音を立てて食べることは普通」だと思わせる、負のスパイラルと言えそうです。

 

対処法

こちらもまずは自覚を促し、「それは世間一般からするとマナー違反」ということを教えてあげるとよいでしょう。

あくまで「世間一般からすると普通ではない」ところを伝えるのがコツ。

 

少し手間はかかりますが、他の友人などと一緒に協力し、「食事中に音を立てているけれど、うちの周囲じゃNG」「私も」などと多数決的に会話を進めてみるのもお勧めです。

 

または、ネット上でクチャラーに悩まされている人達の意見を見せるなど、数の勝利を狙ってみるのも良さそうです。

 

音を立てた方が美味しいと思っている

そばやラーメンなどは音を立てて食べるのが作法、などと言われます。

それと勘違いをして、音を立てた方が美味しく感じると錯覚している可能性があります。

 

ガムをわざと音を立てて噛む人も、「格好いいような気がするから」などと、少し歪んだ認識を持っている可能性があります。

 

また、音を立てないと食べた気にならないという心理もあるようです。

 

対処法

相手の持っているズレた感覚を少し矯正する必要があります。

 

「美味しいから」「格好いいから」という理由に対して、かなり真剣な調子で「マナーが悪いと思う」と相談してみましょう。

場合によっては他の人にも同様の注意をして貰うと、本人もクチャラーを黒歴史として認識し、直す努力を始めてくれるかもしれません。

 

マナーに興味がなく、周囲に配慮がなさすぎる

残念ながら、「音を立てて食べている」という自覚はあれど、「だからどうした」としか感じない人もいるようです。

 

対処法

この場合は価値観があまりに違いすぎるため、直そうとしてもストレスが溜まるだけかもしれませんね。

 

相手も配慮が足りないのでハッキリ注意しても傷つかないかと思いますが、「なぜダメなの?マナー違反だとは思わない」などと反論されてしまう可能性も。

 

こういった場合は、食事の場所や時間をずらすなど、物理的な対処法が最も効果的です。

 

噛み合わせや口呼吸が原因のことも

出っ歯や受け口の人、噛み合わせが極端に悪い人、口呼吸の人などは食事中に音が出やすく、口内の前の方で噛むことで、くちゃくちゃと音が出てしまいやすいようです。

 

対処法

この場合は精神論や注意などでは当然治りませんので、歯科治療や医療機関の力を借りる必要があります。

直す努力や通院をしているのであれば、あまり嫌な顔を見せたり、責め立てないようにしてあげましょう。

 

おわりに

「クチャラーは治らない」と諦める場合は、物理的に距離を置くしか解決方法がありません。

 

数年かけて直す人、または直す気すらない人など、様々な対応が返ってくるかと思いますが、少なくとも直す努力をしている人に対しては、「良くなってきたよ」などと褒めつつ、気が緩んでまた音が出てきたときには「また出てるよ!」とこまめに注意するのがいいかもしれませんね。

 
 

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