こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
ローズヒップと言えば、いまやその美容効果を知らない方はいないのではないでしょうか。
最近では「海外セレブが、ローズヒップオイルを妊娠線対策で使っていた」という話題で注目をされましたね。
もっと手軽にローズヒップを日常に取り入れてみませんか?
ローズヒップは、ヨーロッパや南米などが原産で、古くから「若返りの秘薬」として盛んに飲まれてきました。
現在では、バラが咲いた後に残る実を乾燥させたものが、お茶として飲まれています。
普段よく飲まれているローズヒップティーは、赤色でとても酸味が強いですが、実はハイビスカスとのブレンドであることが殆どです。
ローズヒップ自体は、やや黄色みを帯びた色で、くせのない味をしています。
昔から、美容素材として言い伝えられてきただけあり、美容効果も多岐に渡ります。
よく知られる美白効果をはじめ、代謝を促進して肌の生まれ変わりを正常にする効果、抗酸化作用により外的ストレスやダメージから回復する働きを助ける抗老化、またコラーゲンの生成を促進することが知られています。
これらの総合的な作用で、シワやしみ、たるみ、くすみ、また毛穴の目立ちや肌あれなどを改善するように働きかけてくれます。
これだけの万能な美容効果には、理由があります。
ビタミンCをレモンの約20倍ほど含むことから、「ビタミンCの爆弾」とも言われております。
また、ともに優れた抗酸化機能が知られる「ビタミンE」、そしてビタミンCを熱などから保護して、その働きをサポートする「ビタミンP」を多量に含みます。
これらの成分は、「美白の三銃士」とも言われていて、美白ケアにとても効果的な組み合わせとされています。
ほか「カルシウム」や「鉄分」などの女性に不足しがちな「ミネラル」、「食物繊維」や「β−カロテン」、「リコピン」などの「ポリフェノール類」も豊富です。
身体のあらゆる機能にアプローチして働きを促し、より活発で、健康的な状態に導いてくれるというわけです。
これだけの美容効果を持つローズヒップですが、ローズヒップティーとして頂くときには、ほとんどの成分が「でがらし」の実の部分に残ってしまいます。
せっかく美容に良いローズヒップを手に入れても、半分以上を無駄にしてしまっては勿体ないですよね。
やはりハーブを手軽に摂るのは、お茶として飲む方法がお手軽で続けられるものです。
ハーブティとしてローズヒップティーを楽しんだ後は、カップの底に沈殿している粉や実を食べるようにしましょう。
また、飲む際には、肌のゴールデンタイムが始まる前、つまり就寝の少し前に飲んで、その後のコラーゲンなどの産生や肌の回復の準備をしておくと効果的です。
コーヒーや他の紅茶と異なりカフェインが含まれていないため、睡眠を邪魔される心配もありません。
お茶の後そのまま食べるのは少し苦手、という方のために、他の方法もご紹介しましょう。
煮詰めてジャムにしたり、ローズヒップティーをほぼそのままゼリーにして食べたり、また、クッキーやケーキなどに混ぜても実をまるごと頂くことも出来ますね。
ローズヒップは、オイルも優秀な美容アイテムとして重宝されています。
全体の配合成分の9割以上が美肌成分といわれる超優秀な美容成分ながら、バラの実の種からわずかな量しか取れないことから、エイジングケアに効果のある大変貴重な美容オイルとして人気があります。
最近は、その効果が改めて注目されていることから、日本でも比較的入手しやすくなっているようです。
ローズヒップティーで身体の内側から、オイルで外側からのダブルの集中ケアを楽しんでみるのも良いですね。
普段何気なく摂っている素材も、実は、少しのポイントに注意してみるだけで、素晴らしい美容アイテムに変身してくれることがあります。
自然の恵みを頂きながら、身体の内側からも外側も健やかで若々しい状態を維持していきたいですね。
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