欧米で人気の「グルテンフリー」で健康を!

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

アメリカにいると、その食健康に対する意識の高さと流行の移り変わりに、本当に驚かされるものです。

ベジタリアンはもちろん、非加熱食のローフードから、玄米を全米に浸透させたマクロビオテック、そしてこの「グルテンフリー」。

 

あらゆる食に関する健康法が人々の生活に影響を与え、食料品店にもそれぞれに対応した商品が並びます。

 

このグルテンフリー、もともとはアレルギーを避けるための食事療法だったのですが、実は今、海外のセレブが発信したことから「健康的なダイエット法」として拡大中です。

 

 

 

グルテンフリーとは

爪は、毛髪と同様に皮膚細胞が角化して出来るタンパク質の塊です。

 

爪母(そうぼ)というグルテンは、小麦、大麦やライ麦などの穀物から作られるタンパク質の1種。

ラテン語のglue(接着剤)を語源とするように、そのネバネバが食物に弾力やねばり気を出すことから、パンやうどん、パスタなどに不可欠なものです。

 

グルテンでアレルギーが

しかし、このグルテンは食べると一部の方でアレルギーを引き起こす可能性があり、人によっては腸に異常をきたす恐れがあります。

また、セリアック病という自己免疫疾患の原因であることも知られており、小腸の粘膜が炎症を起こすことをきっかけに、あらゆる疾患につながってしまいます。

 

アメリカではこのセリアック病の羅患率が日本と比べて高く、グルテンを避けるグルテンフリーの食事が広がったものと考えられています。

グルテンが含まれる食べ物

グルテンフリーでは、小麦粉を使用している食材やメニューもNGです。
パンやパスタはもちろんですが、原料に小麦粉を含むシチューやスープなども食べられません。

  • パン、パスタ、うどん、ラーメン、ピザ、シリアル
  • ケーキ、クッキー、パンケーキ

 

上記などが身近なグルテンが含まれる食べ物です。

 

 

グルテンフリーのダイエット効果

アレルギーを避けるために生まれたグルテンフリーですが、実はもうひとつ嬉しい効果が。
健康のためにとグルテンフリーを取り入れたところ、思わぬダイエット効果があったとして、海外セレブの間で人気が広がったのです。

 

食欲を促進してしまう

パンや麺類を食べ始めるとなかなか止まらない、という経験はありませんか?

実は、グルテンの中に、食欲を促進するグリアジンという物質が含まれているのです。

 

血糖値を上昇させやすい

また、小麦は血糖値を上昇させやすく、太りやすい体質の原因にもなります。

 

トランス脂肪酸が含まれている

パンの多くには砂糖やマーガリンなどのトランス脂肪酸が豊富に含まれることが多く、パン食を避けることだけでもダイエットに大きな意味が有ると言えます。

実は和食はグルテンフリーが多い!

パンやうどん、パスタが駄目となると食べるものがなくなりそうなイメージですが、ごはんや豆類、肉や魚など、実は和食にはグルテンフリーがたくさん含まれています。

 

朝食を和食に変えたり、うどんは蕎麦に、揚げ物は焼き物に代えるなど、少しの工夫で簡単に取り入れることが可能です。

 

グルテンフリーの注意点も

しかし、専門家の中には、多くの人がグルテンフリーに夢中になることを心配する意見もあります。

グルテンが含まれている穀物系には、食物繊維をはじめ、鉄分や亜鉛等のミネラルやビタミンなどの栄養素が含まれていることが多いからです。


グルテンフリーを取り入れる際には、むしろ食事の栄養バランスを考える良い機会にもなると考え、グルテンを抜きながらも他の栄養素をバランス良く摂る工夫を取り入れるようにしましょう。

さいごに

不自然な食事制限や絶食などは、身体にとって危険とも言えるダイエット法です。

 

このグルテンフリーのように、ある一定の目的を持ちながらも常に身体の栄養バランスを考えながら取り入れられる方法なら、より健康的な状態を保ちながらスリムなボディを手に入れられそうですね。

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