黒ズミやゴワつき、見落としてない?

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

最近は顔だけでなくしっかりボディケアをする方も多くなっているようですが、それでもまだ見落としやすいのが「ひじ」「かかと」。


特に寒い時期は、乾燥しやすく固くなってゴワついたり、黒ズミやひび割れなどが起こりやすいにも関わらず、衣服で隠れていることが多いためケアを忘れがち。肌を見せる時期になって後悔することもしばしばです。


今のうちからしっかりケアしておきましょう。

 

 

ひじ・かかとは乾燥しやすい

顔やボディの他の部分に比べて、ひじ・かかとには皮脂腺が少なくなっており、乾燥しやすくなっています。

 

さらに、衣服や靴による摩擦や圧迫などの刺激を受けやすい部分でもあるため、角質層がダメージを受けて不完全なままの新しい角質細胞を作りつづけ、角質が厚くなってしまいます。


この厚くなった角質で、弾力のない肌にさらに外的刺激が加わることにより、表面がひび割れたり、白い粉をふいたり、また固く乾燥して黒ずんだひじ・かかとになってしまいます。

 

 

ひじをつくのも原因に

加齢や生活ストレスなどによる新陳代謝の低下によっても起こりますが、机等にひじをつく癖があったり、常にハイヒール等でかかとに負担をかけることが多いと、より起こりやすくなります。

 

 

ひじ・かかとケアのポイント
削り過ぎは悪化の原因に

黒ずんで固くなった角質が気になって、いきなり軽石などで擦り落とそうとする方も多くみられますが、それはNGです。

角質を落とし過ぎたり、必要な角質まで傷つけてしまうことで、不完全な角質をさらに蓄積させてしまうことにも繋がります。


軽石も角質を落とすのに非常に素早く便利ですが、落とし過ぎたり力を入れすぎたりと難点もあります。

使用する際は、力を抜いて、一定方向に動かすこと、また物足りないくらいに留めておくよう注意してください。

 

削る前にまず肌を柔らかくして

角質を削る前に、湯船につかったり、気になる部分をお湯につけるなどして、お肌を十分柔らかくしてからケアを始めます。

お湯に、オイルや肌を柔らかくする入浴剤などを入れておくのも効果的です。

 

また、ヴァセリンを塗ってマッサージしたり、ローションマスクなどで肌をふやかして角質を柔らかくする方法もあります。ご自分の肌に合った方法を試してみてくださいね。

スクラブやピーリングも活用

軽石では肌を傷つけるのが心配という方は、市販のスクラブやピーリング剤も活用できます。

その際も、事前に肌をしっかり柔らかくして角質を取る準備をしてからケアを始めましょう。


スクラブには、オイルや蜂蜜など、肌の乾燥を防ぐ原料が配合されたものを選択するとベストです。

 

その後は必ず保湿を

軽石やスクラブ等で角質を除去したあとは、必ず十分な保湿をします。

 

肌表面に出てきた角質がいきなり乾燥にさらされると、またさらなる角質肥厚を招いたり、バリア機能がまだ十分でないために、菌などの影響を受けて肌トラブルにつながってしまいます。


油分が豊富に配合されており、保湿効果が高いクリームやバームなどが、角質ケアには効果的です。

 

角質ケアに使用したい成分
  • セラミド
  • 尿素
  • アミノ酸
  • スクワラン
  • シアバター

 

スペシャルケアも忘れずに

顔のお肌の調子が悪いとき、フェイスマスクやオイルマッサージ等でスペシャルケアをするのと同じように、ひじやかかとも、スペシャルケアを施して固くなるのを防いであげるといいですね。


ヴァセリンを塗ってラッブや靴下で密閉し、しばらく置いておくだけでも効果的です。

コットンパックなども活用しましょう。

 

 

まとめ

日頃見落としやすい場所こそ、人には見られているものです。

気づいたときには手遅れになってしまわないよう、日々の保湿ケアですべすべの肘・かかとを保っておきましょう。

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